菱洋エレクトロが新たに“NVIDIA H200 PCIe TensorコアGPU”を取り扱い開始

菱洋エレクトロが新たに取り扱うNVIDIA H200 GPU

エレクトロニクス商社の菱洋エレクトロ株式会社が、「NVIDIA H200 PCIe Tensor コア GPU」の取り扱いを開始しました。この製品は、既存のサーバーに容易に導入できるPCIe対応の高性能GPUです。特に、AI技術の進展に伴う大規模な計算処理を必要とする企業にとって、大きな期待が寄せられています。

NVIDIA H200とその特長

新登場のH200は、前世代のNVIDIA H100 NVL PCIeカードと比較して、約1.5倍のメモリ容量を誇ります。これにより、大容量のデータ処理や高速な演算が可能となり、生成AIや大規模言語モデル（LLM）の実行が加速されます。AIパフォーマンス向上のためには、これ以上の選択肢はないかもしれません。

GPUアップグレードとシステム最適化の提案

菱洋エレクトロは、新たにH200を導入することで、既存のサーバー性能を最大限に引き出すためのアップグレード提案を行っています。お客様のニーズに応じて適切なソリューションを提供し、最新のGPU技術を活用することにより、パフォーマンスを向上させつつコストを最小化することが可能です。ただし、このサービスは、サーバーメーカーで認証を得ている場合に限ります。

短納期で効率的なキッティングサービス

さらに菱洋エレクトロは、各サーバーベンダーの代理店として、迅速なキッティングサービスも提供しています。これにより、お客様はサーバーをベンダーから取得し、H200を自社の在庫からセットアップして納品されることが可能です。OSのインストールから動作確認までが整えられ、すぐに使用できる状態で受け取れるため、導入プロセスがシンプルかつ効率的に進むことが期待できます。

NVIDIA製品サービスサイトのリニューアル

菱洋エレクトロは、NVIDIA製品の日本最大級の販売代理店として、最新のニーズに応えるべく「NVIDIA製品サービスサイト」のリニューアルも実施しました。新しいサイトでは、製品情報の充実に加え、定期的な情報発信を行い、使いやすさを追求しています。これにより、顧客は求める情報をすぐに取得できるようになります。

会社概要と事業展開

菱洋エレクトロ株式会社は、半導体やデバイス、そしてICTやソリューション分野など多岐にわたるビジネスを展開しています。IoTやAIを駆使した次世代のビジネス環境の構築に貢献しており、既存のICT製品販売に加え、コンサルティングや運用保守などのサービスを提供しています。このような深い専門性により、顧客の課題解決に向けた取り組みを強化しています。

2024年には菱洋エレクトロは株式会社リョーサンと経営統合し、新たに『リョーサン菱洋ホールディングス株式会社』として更なる発展を目指します。