株式会社マツリカ、営業AIエージェントに新機能を発表
株式会社マツリカは、営業支援を行うAIエージェント「DealAgent」に新たな機能「Anywhere」を追加したことを発表しました。この機能は、企業のWebsiteやオウンドメディアに直接埋め込むことができ、訪問者との対話を通じて営業やマーケティング活動を支援することを目的としています。従来のチャットボットとは異なり、特定のシナリオに依存せず自律的に顧客の質問に応じるのが特徴です。
Anywhereの特徴
「Anywhere」は、企業のWebページにAIエージェントを組み込むことを可能にします。訪問者は、Webサイト上でAIエージェントと自然な会話を行いながら、必要な情報を迅速に得ることができます。製品やサービスの案内にとどまらず、オウンドメディアで提供されるコンテンツと連携し、見込み顧客の興味を引き出すことができます。
自律的な対話型AI
「Anywhere」は従来のチャットボットに必要なQ&Aシナリオ設定が不要なため、AIが顧客の質問を理解し、柔軟かつ人間的な応答を生成します。この機能により、様々な顧客のニーズに応えることが可能となり、パーソナライズされたコミュニケーションが実現します。
コンテンツの横断的活用
Webページ上のコンテンツだけでなく、DealAgentに蓄積された営業資料や知識を一元的に活用し、常に最適な情報を返すことができます。これにより、顧客への情報提供がより効率的かつ効果的になるでしょう。
顧客エンゲージメントの可視化
また、訪問者の行動履歴や対話内容を簡単に管理・分析できるため、企業は顧客との関係を深めるための戦略的なアプローチを行うことができます。これにより、自然な形で資料請求や問い合わせを引き出し、顧客体験を向上させることが期待されます。
効果的な営業活動を支援
「Anywhere」を導入することで、企業は以下のような効果を期待できます:
1.
設定の簡易性と高精度の実現: シナリオ設計が不要でありつつ、十分な知識ベースから精確な回答を提供。
2.
見込み顧客の増加: 来訪者に合わせたカスタマイズコミュニケーションが実現。
3.
興味関心データの取得: 顧客の対話ログを蓄積・分析することで、マーケティング施策に応用。
4.
顧客体験の革新: テクノロジーを用いて即時的・自動的に必要情報を提供。
マツリカのビジョン
マツリカは、営業AIエージェント「DealAgent」を通じて、営業活動の効率化や顧客体験の向上に寄与することを目指しています。今後も、顧客の情報収集方法の変化に対応した技術革新を進めていく方針です。特に、生成AIの普及に伴って見込み顧客の情報収集行動は変化しつつあり、これに対応する新しいマーケティング手法として「対話型マーケティング」の重要性が増しています。
今後の「DealAgent」に期待が寄せられています。