ダシーズファクトリーCM「氷の世界」篇、世界3大広告賞受賞!
株式会社ダシーズファクトリー制作のCM「ダシーズファクトリーCM 氷の世界篇 30秒」が、世界的に権威のある広告賞で3冠を達成するという快挙を成し遂げました。
受賞したのは、アメリカ・ポートランドで開催されたSummit Creative Award、アメリカ・アトランタで開催されたUrban Mediamakers Film Festival 2024、そしてイタリア・ローマで開催されたBuffalo Roots Film Festivalの3つの広告賞です。さらに、New York Indie CineFest、Markham International Film Festival、Pickering Canada International Film Festivalの3つの広告賞にもノミネートされています。
Summit Creative Awardは、世界50カ国以上が参加する国際的な広告コンペティションとして知られており、30周年を迎える歴史ある賞です。莫大な予算を持つ大企業だけでなく、独創的な作品を評価する点が特徴です。「氷の世界」篇は、Bronze Awardを受賞しました。
Urban Mediamakers Film Festival 2024では「最優秀国際コマーシャル賞」を、Buffalo Roots Film Festival 2024では「ベストコマーシャル&アドバタイジング賞」を受賞。いずれもCM部門での受賞です。これらの受賞は、CMの高いクオリティと独創性を世界的に認められた証と言えるでしょう。
CMの世界観とメッセージ
このCMは、柔道家の松本薫さんがプロデュースした「ダシーズアイス」を題材としています。身体に優しく、罪悪感なく食べられる「ギルトフリー」アイスとして、日本の食文化である「だし」を活かした商品コンセプトが特徴です。
CMキャラクターには、個性的なアーティストの夏梅万依さんが起用されました。CMのテーマは「大地が凍り、人の心が凍ると人は生きていけない」。地球環境と自然への配慮、そして人々の笑顔を大切にするというメッセージが込められています。
映像は白と青を基調とした「氷の世界」を舞台に展開。商品紹介や説明的な要素は極力排除し、インパクト重視の映像と音楽、そしてラストカットの夏梅万依さんの表情で、CMのメッセージを表現しています。
監督の前田紘輝氏は、昨年度の「砂の惑星」篇に続き、広告的な要素を控え、世界観を重視した制作を心掛けたと語っています。オリジナリティとインパクトのある世界観が、海外審査員の高い評価を得た理由と言えるでしょう。
ダシーズアイスとCM制作陣
ダシーズアイスは、オリンピック金メダリストの松本薫さんが、自身の経験から生まれた商品です。身体への負担が少ない、安心して食べられるアイスを目指し、こだわりの原材料を使用しています。
CMの制作には、パナソニック映像が携わりました。演出・編集は前田紘輝氏、撮影は大津山基孝氏など、多くの才能が集結しています。クリエイティブディレクターは片山源治郎氏、クリエイティブプランナーは松本薫氏です。
これらの受賞は、ダシーズアイスと、CM制作チームの並々ならぬ努力と創造性の結晶です。今後も、ダシーズファクトリーからの更なる活躍に期待しましょう。