セキュリティ教育クラウド「セキュリオ」の新プランが登場
LRM株式会社が提供するセキュリティ教育クラウド「セキュリオ」は、2024年8月8日より、新たなセキュリティ教育プランをリリースしました。本プランは、デジタルトランスフォーメーション(DX)や生成AIの普及による新たなリスクに対応するための重要な一歩となります。特に、個人に最適化された教育プログラムを自動的に実施することで、従業員のセキュリティリテラシー向上を目指しています。
新プランの背景
2023年以降、セキュリオは特にセキュリティ教育と訓練に焦点を当ててきました。これまで多様な業界で利用されてきた当サービスは、90種類以上の教材を提供する「eラーニング」機能や、実践的な「標的型攻撃メール訓練」、行動習慣に基づいた「セキュリティアウェアネス」といった機能を駆使し、組織や個々のセキュリティ意識を高めることに貢献してきました。しかし、技術の進化とともに新たな脅威が増大しているため、従来の教育方法では限界があると認識されています。
このような背景から、LRMはセキュリティ教育のオートメーションとパーソナライゼーションを強化し、より効果的な教育環境の構築を進めています。
新プランの特徴
新たに提供される2つのプラン「EP スタンダード」と「EP アドバンスト」は、いずれも「Empower」の頭文字を取った名称です。難しいセキュリティ教育を容易に実施し、個々の能力を最大限に引き出す環境を整えることを目指しています。
EP スタンダードプラン
このプランは、セキュリティ教育に関する知識やツールが整っていない企業向けに設計されています。基本機能を利用しながら、定期的にセキュリティ教育を実施する機会を提供します。利用者は豊富な教材やテンプレートを活用し、自らのニーズに合わせたカスタマイズを行うことができます。また、教育結果は管理画面で可視化され、実施状況や成果を一目で把握できるようになります。標的型攻撃メール訓練機能やフィッシング報告機能、eラーニング機能などが含まれています。
EP アドバンストプラン
この上位プランは、前述のスタンダードプランに加え、各従業員のセキュリティリテラシーに基づいて、個別に最適化された教育プログラムを実施します。新たな脅威に対応するため、ただ繰り返すだけの訓練ではなく、実践的なトレーニングが求められています。教育プログラムの配信タイミングも自動で調整され、各人に合った最適な内容が届けられます。
セキュリオの特長と導入実績
セキュリオは「セキュリティ教育を自動でかんたんに」をテーマに、誰でも効果的にセキュリティ教育を実施できるクラウドサービスを提供しています。「標的型攻撃メール訓練」や「eラーニング」、「セキュリティアウェアネス」を駆使し、従業員の意識向上を図ることができます。これまでに1,600社以上に導入され、20万人以上のユーザーを抱える実績があります。反響の大きさが、今後のさらなる普及を示唆しています。
LRM株式会社について
LRM株式会社は「Security Diet」を企業理念として掲げ、持続可能な情報セキュリティ体制の構築に向け、情報セキュリティに関する知見を提供しています。年間500社以上への支援実績もあり、セキュリティ教育の重要性が高まる現代において、日本で最も身近な情報セキュリティ会社を目指しています。将来的にはより多くの企業や組織がセキュリオを活用し、セキュリティに関するリテラシー向上へと寄与することが期待されています。