大阪工業大学が育てた、こだわりのジェラート
2023年11月1日より、KITT大阪の@JP Cafeで新たに販売されるオリジナルジェラートは、大阪工業大学の学生が手がけた特別な一品です。これは、学生のゼミ活動を通じて開発されたもので、産学連携による産物として注目されています。
イタリア館前での成功を受けて
今年の大阪・関西万博では、イタリア館前のジェラート店にて、このオリジナルジェラートが販売され、驚くほどの好評を得ました。その人気は、萬博の観光客たちの舌を魅了し、この度KITT大阪でも期間限定での販売が決定しました。
地域振興と健康をテーマに
長谷川研究室では、学生が地域創生や健康、美味しさをテーマにオリジナルジェラートの開発に取り組みました。ジェラートのコンセプトには、「大阪産の食材を使った地域振興」が掲げられています。
このジェラートには、甘みと風味を引き立てるために、大阪産の食材をふんだんに使用しています。更に、独自に開発した「大阪工大監修はちみつ」として、キルギス共和国のエスパルセット花の蜜も使用されており、これは健康にも配慮されています。実際このはちみつは、本学の医食工連携プロジェクトによって、血管の柔軟性に効果的であることが示されています。
学生たちの挑戦とスキルのシェア
このプロジェクトは、経営学の実践を通じて学生たちが主体性や問題解決能力、コミュニケーション能力を養う良い機会となっています。ゼミ活動では、仲間で協力して製品コンセプトを練り、材料を選び、レシピを設計しました。そして、IIAC Japanからのアドバイスも受けながら、具体的な商品の形に仕上げていきました。
万博会場で初めて販売された際、10月12日と13日に2日間で多くの人々に楽しんでもらい、さらに10月17日から19日には、学園祭「城北祭」の模擬店にて約800個が完売しました。この反響に後押しされ、KITT大阪@JP Cafeでの販売が実現したのです。
ぜひ味わってみて
この冬にぜひお試しいただきたい、彼らのこだわりが詰まった手作りのジェラート。KITT大阪での販売は数量限定のため、無くなり次第終了となりますので、お見逃しなく!
地域産品の魅力を再発見し、美味しい一品を通じて地域の活性化にも寄与しているこの取り組み。味覚だけでなく、地域の魅力も楽しんでいただけることでしょう。おいしさ、健康、そして地域への愛が詰まったジェラートを、ぜひご賞味ください。