中小企業のための新たなAI導入支援サービス「A.I.KEN」が登場

株式会社ORENDA WORLDとEI&Co.株式会社は、中小企業向けにAI導入をサポートする新たなサービス「A.I.KEN」を共同で開始しました。このサービスは、企業のニーズに応じてAI技術を現場に密着しながら実装し、定着化を支援することを目的としています。特に、中小企業が直面しがちなAI導入の壁を軽減することに重点を置いています。

「A.I.KEN」の全貌

A.I.KENは、企業の業務現場に密接に寄り添い、課題を見つけ出し、解決策を提示する伴走型の実装サービスです。具体的には、以下のようなプログラムが用意されています。

1. A.I.KEN リスキリングキャンプ

このプログラムでは、チャットAIや画像・動画生成AIを活用したさまざまなワークショップが行われます。内容としては、企画立案やLP制作、AI倫理の学習などが含まれています。従業員のIT/AIリテラシーを向上させるだけでなく、実際に手を動かしながら「AIを使える」という実感を得られることが大きな特徴です。

2. A.I.KEN サポート

サポートプログラムでは、企業のニーズに合わせた情報提供や技術選定の支援が含まれます。AI導入後のツール定着に向けた使用規則の設計や問題解決のサポートも行い、定期的な訪問による顧客企業とのコミュニケーションを通じて、継続的な成長をサポートします。

専門家の力を借りる

「A.I.KEN」は、現場経験が豊富な専門チームが導入の最初から最後まで伴走します。無理のないステップで進めることで、企業がAIを効果的に活用できるようにサポートします。企業は新たな技術を導入する過程で、困難に直面することもあり得ますが、専門家の徹底したサポートによりその障壁を乗り越えることができます。

中小企業へのメッセージ

「A.I.KEN」を提供する両社の代表は、サービスの重要なポイントとして「現場の課題を深く理解し、企業が求める成果を一緒に目指すこと」を挙げています。株式会社ORENDA WORLDの澁谷陽史代表取締役は、「AIは単なるツールではなく、企業の新しい価値を生む武器として活用されるべきと考えています」と述べています。

一方でEI&Co.株式会社の井内悠代表取締役は、AI導入に不安を持つ企業に対して、「私たちが伴走することで、安心してAI活用を進めてもらいたい」と強調しています。このメッセージからも、両社が中小企業の成長を真剣に考えていることが伝わってきます。