INTLOOPがKOZOCOMを連結子会社化し新たなDX支援の展開へ

INTLOOPがKOZOCOMを子会社化し新たな展開へ

2023年、中期経営計画「INTLOOP“VISION2030”」を掲げるINTLOOP株式会社が、DX支援を手がけるKOZOCOM株式会社の全株式を取得する契約を結びました。これにより、KOZOCOMはINTLOOPの連結子会社となります。この連携は、両社の競争力を高め、顧客企業に対してより高い付加価値を提供することを目的としています。

KOZOCOMの強み

KOZOCOMは、代表取締役社長の平松圭氏の指導のもと、システム開発やデジタルトランスフォーメーション（DX）支援において豊富な経験と実績を誇ります。特に、ベトナムでのオフショア開発を活用し、高品質かつ柔軟な開発体制を維持しています。このアプローチは、多くの顧客から高く評価されています。

KOZOCOMは、要件定義から開発、運用保守までの一貫したサポートを提供し、顧客のニーズに応じた柔軟な契約形態を取り入れることで、信頼を築いてきました。これにより様々な業種のクライアントから直接依頼を受けるなど、幅広い事業展開を図っています。

連結子会社化の背景

INTLOOPの今回の動きは、自社の中長期的な成長戦略の一環です。「テクノロジーとソリューションを最適に組み合わせ、顧客企業の高付加価値化を支援する」という方針を掲げ、海外市場へも事業モデルを拡大することを目指しています。KOZOCOMの子会社化は、その実現に向けた重要なステップとなります。

この統合により、INTLOOPグループは、海外拠点を活用し、コスト競争力を高めるとともに、長期的な視点での人材確保が実現可能となります。また、KAOSCOMが持つ開発基盤や顧客ネットワークは、INTLOOPのコンサルティングサービスと相まってシナジーを生み出すと期待されています。

経営体制の継続

KOZOCOMの子会社化後も、平松氏をはじめとする経営陣が経営を引き続き担うことが計画されています。この管理体制により、企業文化が融合し、スムーズな経営統合が促進される見込みです。

INTLOOPは、KOZOCOMの技術力を活かし、グローバルな支援体制を強化することで、企業価値の向上を狙っています。また、技術力と海外開発体制を持つ企業へのさらなるM&Aを視野に入れ、事業モデルの拡大を加速させる考えです。

結論

INTLOOPのKOZOCOM子会社化は、両社の持つ技術と市場での実績を統合し、今後の成長に向けた大きな一歩となるでしょう。2030年に向けたビジョンの実現に向け、さらなる進展が期待されます。

KOZOCOMとINTLOOPの今後に注目

KOZOCOM株式会社は、社会や企業の課題を解決することを理念とし、DX支援やラボ型開発を通じてクライアントの企業価値向上に貢献しています。INTLOOP株式会社も、経営課題の解決を使命とし、高いレベルの人材を活用しながら、クライアントニーズに応え続けています。両社の連携が生む新たなサービスに期待が高まります。

会社情報