フィガロジャポンBWAアワード2025:注目の女性リーダーたち
2025年12月11日、恵比寿ガーデンホールにて開催されたフィガロジャポンBWAアワード2025の授与式と懇親会が、女性たちの新しいリーダーシップ像を示しました。この日、4人の受賞者が表彰され、彼女たちの活動が称賛される場となりました。
受賞者は、アマテラス代表取締役社長の佐藤マクニッシュ怜子氏、フジワラテクノアート副社長の藤原加奈氏、ほっちのロッヂ共同代表の藤岡聡子氏、成吉思汗だるま総務部長の金天憓氏です。彼女たちはそれぞれ異なる分野で女性の活躍を推進し、社会にインパクトを与えてきました。
受賞者のご紹介
藤岡聡子(ほっちのロッヂ共同代表)
藤岡氏は、軽井沢に拠点を置くほっちのロッヂで「医療をまちにひらく」という挑戦に取り組んでいます。自らの経験を生かし、医療と福祉、地域づくりを融合させた取り組みを進めています。彼女は「これからも現場で命を発光させていく」と意気込みを語りました。
藤原加奈(フジワラテクノアート副社長)
藤原氏は、岡山県で清酒や味噌作りに関わる機械の製造を行っている企業で、人材マネジメントの改革を推進しました。その結果、女性の管理職を目指す動きが広がり、より活き活きと働ける会社づくりに貢献しています。「地方を元気にするために、ノウハウを応用していきたい」と展望を語りました。
金天憓(成吉思汗だるま総務部長)
金氏は、札幌発のジンギスカン料理店「だるま」の4代目として、外国人スタッフとのコミュニケーションを重視し、日本独自の文化やルールを伝える「だるまメソッド」を構築しました。彼女は「文化や習慣の違いを認め合える社会を作りたい」と強調しました。
佐藤マクニッシュ怜子(アマテラス代表取締役社長)
佐藤氏は、日本女性の自己肯定感を高めるためにナイトウェアブランドを立ち上げ、空間ブランディング事業にも挑戦。彼女は「自分の信念を信じ続けることが大切」とその思いを語りました。
授与式と懇親会の模様
受賞者たちのスピーチは、来場者に感動と刺激を与えました。フィガロジャポン編集長の森田聖美氏は、審査員の浜田敬子氏とともに賞状を授与し、「チャレンジを楽しむ姿勢が素晴らしい」と受賞者を称えました。また、モルガン・ミエル氏からは、「日本女性の活躍は、世界の女性たちへの希望になる」とのメッセージが届けられました。
第1部では、特集「私らしく、ポジティブに働くための羅針盤」に呼応する形で、女性が働きやすいサポートを提供する企業も紹介されました。多様な働き方をテーマとしたトークセッションもあり、楽しみながら仕事を続ける秘訣が共有されました。
総評と未来への期待
BWAアワードの開催は、単なる表彰にとどまらず、女性たちが互いに励まし合い、支え合う場となったことが印象的でした。これからの社会で、リーダーシップを発揮する女性がますます増えることを期待しています。フィガロジャポンは、今後もこのような活動を通じて新しい働き方を提案し続けることでしょう。
フィガロジャポンのBWAアワードに関する詳細は、公式サイトや雑誌を通じて確認できます。