稲城市で開催！次世代の未来を考えるこども会議

2024年8月30日、東京都稲城市で「国連を支える世界こども未来会議 in INAGI」が初めて開催されます。この会議は、次世代の子どもたちが未来について考え、提案を行う貴重な機会です。

会議のテーマは「住み続けられる未来の稲城市」です。稲城市内の小学校から選ばれた24名の小学6年生が、さまざまな視点から分かれてグループディスカッションを行い、具体的なアイデアを発表します。それぞれの発表の中から選ばれた最優秀賞受賞グループには、来年3月に東京都内で行われる「第5回国連を支える世界こども未来会議」や、8月に大阪で開催される「国連を支える世界こども未来会議 FUTURE SUMMIT みらい総会」の稲城市代表として参加する機会が与えられます。

このイベントの魅力は、何と言っても子どもたち自身が主体的に未来を築くための意識を育むことです。そのために、普段からの学びを活かし、自らの地域をより良くするためのアイデアを出し合うのです。

また、当日の司会を務めるのは、フリーアナウンサーの永井美奈子氏。審査員には、一般財団法人ピースコミュニケーション財団の代表理事・一木広治氏や、稲城市長の髙橋勝浩氏、同市議会議長の北浜けんいち氏、教育長の杉本真紀子氏、エイベックスのサスティナビリティ推進ユニットの伊藤夢人氏など、地域や教育に関わる多彩なメンバーが集まります。

このように多くの方々のサポートを受けながら、子どもたちにとって非常に価値の高い経験となることでしょう。特に、SDGsを意識した考え方は今後の社会においてますます重要性を増していくと予想されており、彼らの提案が未来の持続可能な社会作りに貢献することが期待されます。

イベントは、稲城市議会の議場と地域振興プラザの4階会議室で行われ、東京都稲城市に在住か、小学校に通う小学6年生が対象となっており、参加は無料です。子どもたちが持つ想像力と熱意が、今後の地域や地球の未来に繋がっていくことを期待しましょう。

国連を支える世界こども未来会議は、2019年に東京オリンピック・パラリンピックの公認プログラムとしてスタートしました。現在では、国に後援されて、子どもたちが平和で豊かな未来について意見を交換する場として年々規模を拡大しています。

さらに、SDGsをテーマにしたピースコミュニケーションプロジェクトも推進中で、広範囲な有識者たちが協力し、子どもたちのための持続可能な社会を築くための活動を行っています。

こどもたちが新しい視点で語る未来のビジョン、それをどのように育み、実現していくかは地域全体の課題です。このような取り組みを通じて、未来の鍵を握る世代のリーダーシップを育てていく必要があります。

なお、本イベントについての詳細は一般財団法人ピースコミュニケーション財団までお問い合わせください。