港区とハミングバード
2025-05-02 08:45:16

東京都港区とハミングバードが無人航空機協定を締結 - 災害対応力向上へ

共同で推進する災害時のドローン活用



株式会社ハミングバード(東京都渋谷区、代表取締役:鈴木伸彦)は、東京都港区(区長:清家愛)と「災害時における無人航空機による情報収集等に関する協定」を新たに締結しました。この協定により、災害発生時にハミングバードのパイロットが指示を受け、安全に被災状況を調査することが可能になります。

協定締結の背景



近年、日本各地で自然災害が増加しています。このため、港区でも首都直下型地震や台風、高潮に備えた施策が求められています。2018年から港区にドローンスクールを設立し、ドローンの操縦技術を養成してきたハミングバードは、自治体との連携を通じてこれらの課題に取り組んできました。

特に、今回の協定は港区の「みなと新技術チャレンジ提案制度」において『ドローンによる緊急支援物資輸送プロジェクト』が認可されたことがきっかけです。このプロジェクトでは、ドローンを活用した物資輸送の実証実験が進められました。

ドローン活用の具体例



港区は、災害時における迅速な情報収集と被災状況の把握が重要だと認識し、ハミングバードとの協力体制を築くことを決定しました。これにより、ドローンの操縦資格を持つインストラクターがドローンを用いて空撮を実施し、リアルタイムで被災状況を把握します。

港区の地形的特性



港区は東京湾に面しており、埋め立て地で構成されています。このため、災害発生時には交通インフラが寸断されるリスクがあります。特にお台場地域は交通手段が限られ、孤立する可能性が高いです。そのため、ドローンによる空撮活動は非常に有効な手段とされています。

今後の展望



この協定は、災害時における協力を主眼としていますが、平時にも活用できる施策を考慮しています。例えば、防災訓練での空撮映像を生中継したり、子ども向けのドローン操縦セミナーを催したりすることで、防災意識の普及を図る予定です。

ハミングバードの役割



株式会社ハミングバードは、ドローンスクール東京を運営し、2018年にお台場で初の商業施設内ドローンスクールを開校しました。国家資格である一等無人航空機操縦士や二等無人航空機操縦士の講習を提供し、全国で数千名の卒業生を輩出してきました。今後もドローンを通じた社会貢献や産業発展に寄与していく所存です。

この協定をきっかけに、より多くの自治体との連携が進むことが期待されており、ハミングバードは災害対応力の向上に貢献していきます。


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会社情報

会社名
株式会社ハミングバード
住所
東京都渋谷区道玄坂1-21-1SHIBUYA SOLASTA3F
電話番号
03-3599-3075

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