若手チェロ奏者上野通明が魅せる初の5弦チェロリサイタル！

上野通明、新たな音楽の境地を切り拓く

2025年10月10日、東京都北区の「北とぴあさくらホール」にて、若手チェロ奏者の上野通明が初めての5弦チェロリサイタルを開催します。本公演は、北とぴあ国際音楽祭2025のオープニングを飾るもので、特別な音楽体験が約束されています。

5弦チェロの魅力

上野通明が演奏する5弦チェロは、通常の4弦チェロに比べて高音域が増え、表現力が拡大しています。この楽器を用いることで、バッハの《無伴奏チェロ組曲》第6番からブラームスの「雨の歌」まで、幅広い音楽作品が一層魅力的に演奏されます。

プログラムの内容

公演では次の曲目が予定されています：
1. J.S.バッハ: 無伴奏チェロ組曲第6番ニ長調 BWV1012
2. シューベルト: アルペジョーネ・ソナタイ短調 D821
3. J.S.バッハ: ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第3番ト短調 BWV1029
4. ブラームス: ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 Op.78「雨の歌」

これらの作品は、5弦チェロの特性を最大限活かし、豊かな響きを提供します。

名匠・小林道夫との共演

今回のリサイタルには、名ピアニスト小林道夫が共演者として参加します。彼はバッハではチェンバロ、シューベルトやブラームスでは19世紀のフォルテピアノを演奏し、上野通明のチェロと響き合う特別なパフォーマンスを披露します。小林道夫は、日本のバッハ演奏の第一人者として名高く、様々な国際的な音楽家たちと共演してきた経験を持っています。

このデュオの演奏は、聴く者の心に深く響くことでしょう。

上野通明のプロフィール

上野通明は、2021年にジュネーヴ国際音楽コンクール・チェロ部門での日本人初の優勝により、国際的に知られる音楽家となりました。さまざまな国際音楽コンクールで数々の賞を受賞しており、国内外の一流オーケストラとの共演も多数行っています。彼の演奏スタイルは優雅で力強く、聴衆を魅了することでしょう。

特に、5弦チェロによる演奏は上野の音楽の新たな一面を引き出します。

チケット情報

チケットは、カンフェティにて販売中です。一般料金は4,500円、25歳以下の方には特別料金2,000円が適用されます。未就学児の入場は不可ですので、あらかじめご了承下さい。特に25歳以下券をご購入の方は、生年月日が確認できる身分証明書の提示が必要です。

詳しい情報やチケット購入については、公式ホームページおよびカンフェティのサイトをご覧ください。