タイ洪水データ復旧支援
2011-10-27 15:09:55
タイ洪水被害からのデータ復旧支援:日本データテクノロジーが迅速な対応
タイ洪水被害からのデータ復旧支援:日本データテクノロジーの迅速な対応
2011年7月下旬に発生したタイの大規模洪水により、多くの企業が深刻な被害を受けました。特に、サーバーやパソコンなどのIT機器への浸水被害は、企業活動の継続に大きな支障をきたす事態となりました。こうした中、日本データテクノロジーは、タイに拠点を置く日系企業を対象に、被災した機器からのデータ復旧支援体制を迅速に構築しました。
迅速かつ高度なデータ復旧技術
浸水したハードディスクからのデータ復旧は、高度な専門技術と特殊設備を必要とする非常に難しい作業です。単純なデータ復旧とは異なり、プラッターの洗浄、付着物の除去、破損部品の交換など、複数の工程を慎重に進める必要があります。
特に、洪水による浸水被害の場合、水圧による衝撃も加わっている可能性があるため、ハードディスクの損傷はより深刻なものとなり得ます。また、ハードディスクの部品は製造工場や製造年によって異なるため、多様な部品の在庫を保有していることが、データ復旧の成功率を大きく左右します。
日本データテクノロジーは、2010年度の復旧実績No.1(※)の実績を誇り、東日本大震災の際にも多数のデータ復旧依頼に対応してきた経験を活かし、今回のタイ洪水被害に対しても、迅速かつ効果的な対応を行っています。
(※東京商工リサーチ株式会社調べ)
万全の体制と豊富な部品在庫
同社は、海水に浸水したハードディスクの復旧において、特殊な超音波洗浄機を用いた3段階の洗浄プロセスを実施。状態によっては6時間以上の洗浄作業が必要となる場合もあります。洗浄後には、破損した部品を1万種類以上もの部品在庫から選んで交換することで、復旧作業を進めます。10年以上前に製造されたハードディスクにも対応できるだけの豊富な部品在庫を保有している点が、同社の強みです。
既に、タイに支社を持つ日本企業から相談を受けており、同社は、洪水被害を受けたハードディスクの復旧のための設備と体制を万全に整えていると発表しています。
海水浸水時の注意点
海水に浸水したハードディスクをデータ復旧依頼する際は、注意が必要です。海水が乾くと塩分が残り、ハードディスクが錆びてしまうため、乾かさないよう湿ったタオルで包んで密封し、持ち込むことが推奨されています。
データ復旧業界のリーディングカンパニー
日本データテクノロジーは、高度な技術と迅速な対応、そして豊富な部品在庫を武器に、データ復旧業界のリーディングカンパニーとして、今後も多くのデータを復旧していくことを目指しています。同社の取り組みは、災害によるデータ損失に悩む企業にとって大きな力となるでしょう。
会社情報
- 会社名
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OGID株式会社
- 住所
- 東京都中央区銀座4-12-15歌舞伎座タワー8F
- 電話番号
-
03-6264-1515