タクシー充実!
2024-03-29 14:00:07

東京無線とチェッカー無線が統合しタクシー充実!新ライドシェア時代へ

東京無線とチェッカー無線、タクシーの充実を図る統合



2024年4月1日、全国最大級のタクシーグループである東京無線協同組合が、同じく大手のチェッカーキャブ無線協同組合と統合します。この統合により、両社合わせて5000台を超えるタクシーを保有し、配車体制が大幅に強化されることが期待されています。これにより、特にタクシー不足が顕著な東京23区や観光地での利用者の利便性向上にも寄与するでしょう。

近年のコロナ禍ではタクシーの需要が一時的に減少していましたが、インバウンド需要の回復に伴い、再び増加に転じています。特に週末の深夜や観光エリアではタクシーの不足が問題となっており、政府は自動運転の推進、タクシー業界の規制緩和、そして本年4月1日から導入される条件付きのライドシェアを対策として掲げています。このライドシェアは安全性や料金体系に課題があるものの、ドライバー確保によってタクシー不足の緩和が期待されています。

東京無線は、2021年からチェッカー無線と提携を進めてきましたが、この度の統合により配車可能台数が約1.5倍になることから、都内のタクシー不足を解消するための体制が整います。 混雑が予想される時間帯や地域への対応として、新しい形の日本型ライドシェアも積極的に導入する計画です。

また、タクシーをスムーズに利用できるよう、東京無線公式配車アプリ『タクシー東京無線』も進化を遂げています。2024年5月には新たにネット決済機能が追加され、ユーザーがより便利に利用できるようになる予定です。このアプリは、登録不要で即座に使える便利さや、手数料無料、さらにはTポイントを利用したお得なサービスも用意されており、利便性が向上しています。

統合記念式典


この統合を記念し、4月2日には京王プラザホテルで記念式典が開催される予定です。この場で新しいサービスや今後の展望について発表されることが期待されています。

理事長のコメント


東京無線の理事長、村澤儀雄氏は「私たちは、統合とともに高齢者向けの電話配車サービスの拡充やアプリ開発をさらに進めていくことを約束します。そして、日本型ライドシェアにも適切に対応し、公共交通機関としての使命を果たしていく所存です」と述べています。また、東京無線は地域社会への貢献を重視し、単なる交通機関にとどまらないサービスの提供を目指しています。

組合概要


  • - 名称: 東京無線タクシー
  • - 所在地: 東京都新宿区百人町二丁目18番12号
  • - 設立日: 1961年2月25日
  • - 出資総額: 12,100万円
  • - 加盟会社数: 68社
  • - 総車両数: 5,048台

地域の皆様に愛されるタクシーサービスを目指し、東京無線は今後もますます進化していきます。

会社情報

会社名
東京無線協同組合
住所
東京都新宿区百人町二丁目18番12号
電話番号

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