クレイプラスが特定技能外国人の採用支援を開始—労働力不足に立ち向かう新事業

株式会社クレイプラスの新たな挑戦

株式会社クレイプラスがこのたび、「外国人材採用ラボ」を開設し、特定技能外国人の人材紹介および登録支援機関としてのサービスを開始しました。特に、2050年に向けて日本の労働力不足が深刻化する中で、外国人材の採用は企業にとって非常に重要な課題となっています。

労働力不足の現状

日本では、2040年には約1,100万人の労働力が不足すると予想されており、この状況は企業や産業全体に深刻な影響を及ぼす懸念があります。政府もこの問題に対処するため、外国人材の受け入れを進める方針を打ち出しており、「特定技能」の受け入れ枠を今後5年間で82万人に拡大する計画があります。しかし、実際に外国人材を採用しようとする企業は、制度の複雑さや人材の選考、手続きの負担に直面しています。

外国人材採用ラボの特長

クレイプラスの外国人材採用ラボは、多くの企業が抱える外国人材採用の課題に応えるためのサービスを提供しています。以下にその特長を詳しく解説します。

1. 即戦力人材の確保

紹介される外国人材は、日本語能力試験で4級以上を取得し、特定技能の各分野で必要な技能試験に合格した即戦力です。このため、面接のスピードも早く、企業は複数の候補者から選択しやすくなっています。これにより、応募者集めに苦労していた業種でも迅速に人材を確保することが可能です。

2. 完全成功報酬型のサービス

外国人材採用が初めての企業でも安心して利用できるよう、クレイプラスは全工程を成功報酬型でサポートします。人材の紹介から面接設定、在留資格の申請、入職までの手続きを一貫して行います。

3. 登録支援機関としてのサポート

クレイプラスは単なる人材紹介にとどまらず、登録支援機関として義務的支援も代行します。出入国時の対応や住居確保、日本語学習支援、生活オリエンテーションなど、各種サポートを提供し、企業の負担を軽減しています。

4. 文化的適応を考慮したマッチング

人材のマッチングに際しては、外国籍と日本国籍それぞれのコーディネーターが面談を行い、喫煙習慣や宗教上の制約、食生活の好み、集団生活への適応能力などを考慮。これにより、企業とのミスマッチを最小限に抑えた人材紹介を実現しています。

5. 採用後の定着支援

採用後のトラブルに対しても、リアルタイムでサポートを提供します。欠勤の連絡が遅れる、ルールを守らないといった問題に対し、迅速に対応し、採用計画の支援や増員・欠員の補充といったニーズにも幅広く応えています。

対応分野と料金体系

このラボが対応する分野は、介護、建設、製造業、外食産業、農業、宿泊業など多岐にわたります。料金体系は、紹介料が成功報酬型で40万円、月次支援費は2万5千円と明瞭です。また、在留資格申請や送出費用は実費で請求されます。

今後の展開

外国人材採用ラボは、今後も特定技能制度の拡充に向けた取り組みを進め、対応業種のさらなる拡大やマッチング精度の向上を図ります。「制度が複雑でも、採用はシンプルに実現する」という理念のもと、外国人材の採用を希望する企業にとって、利用しやすいサービスを提供していく方針です。これによって、日本の労働力不足の問題に対し、外国人材の力で解決策を見出そうとするクレイプラスの姿勢が伺えます。

詳細についてはこちらのリンクをチェックしてください。