ICT施工の未来を切り開く！ライズ社セミナーが話題を呼ぶ

2024年9月28日、株式会社ライズが主催した「ICT施工導入セミナー」が東京・丸の内で開催されました。このイベントは、国土交通省が推進するICT技術を土木建設業界に導入するための重要な機会で、全国から35名の土木建設会社の関係者が参加しました。特に異業種からの参加者も見受けられ、ICT施工への関心の高まりが伺えました。

セミナーの概要と目的

本セミナーでは、参加者に向けて最新技術の導入に関する知見を提供することを目的としていました。メインスピーカーの一人、兵庫土木サポートの条谷氏は、ICT施工の基礎知識を解説しつつ、今が技術導入の好機である理由と具体的なメリットについて語りました。特に注目されたのは、スマートフォンのLIDAR機能を活用した施工支援の事例で、低コストでのシステム導入が可能である点にも言及がありました。

サブスピーカーとして登場した栗山工業の栗山社長は、自社のICT施工部門の立ち上げ経験を基に、若手社員を活用した内製化の成功事例について話しました。特に教育コストの課題を乗り越え、若手の採用により社内にICT技術を浸透させたストーリーは、多くの参加者の共感を呼びました。

参加者の反応と今後の展望

セミナー終了後のアンケート結果によると、参加者からは非常に高い満足度が得られ、多くの方々が今後のICT施工導入に向けた具体的な支援を期待する声を寄せました。ライズ社は、これを踏まえ、引き続き人材支援やICT施工の導入支援に取り組む方針を表明しています。

今後の活動としては、さらなるセミナー開催や企業支援を通じて、土木建設業界全体の技術革新を促進することを目指していくとのことです。

このセミナーを通じて、ICT施工の重要性や未来への期待が広がる中、ライズ社の取り組みが業界にどのような影響を与えていくかが注目されます。ICT技術の進展がもたらす土木建設業界の変化に、今後も期待が高まるばかりです。