地域の魅力を引き出すマーケターを育成するNATIV.Campとは

地域の宝を活かす人材育成「NATIV.Camp」

地域の新たな魅力を引き出し、多様な顧客を開発することが今、求められています。そんな中、ネイティブ株式会社が発表した「NATIV.Camp」は、地域おこし協力隊制度を活用し、地域マーケターの育成を目指す取り組みです。

このプロジェクトの核となるのは、地域が持つリソースや特性を理解し、それを効果的に活用できる人材の育成です。地域メディアの運営や地産品を活用した商品企画など、多岐にわたる地域マーケティングに関する事業を通じて、地域の魅力を広め、持続可能な収益を確保するための知識とスキルを身につけることが目的となります。

NATIV.Campの実施方針

「NATIV.Camp」は、日本全国の自治体に広がる地域おこし協力隊の制度をベースにした教育プログラムです。この取り組みでは、新たに採用された隊員や既に活動している隊員を対象に、6ヶ月間の集中カリキュラムを提供します。さらに、終了後も専用のオンラインサロンで情報交換や継続的な学びを行うスタイルを考えています。

多くの地域での実践経験を有する専門家たちと協力しながら学ぶこのプログラムは、ただの理論に留まらず、実際のマーケティングプランを策定するワークショップも実施されます。こうした実践の場を通じて、参加者は他地域の実情や生の声を学び、実用的なネットワークを構築することができるのです。

事業の詳細と今後の予定

事業は2019年4月下旬から開始する予定で、現在は10月23日から3月中旬にかけての募集中です。第1回の募集人数は16名を見込んでおり、最少催行人数は8名以上となっています。

また、参加を希望される自治体や事業者からのお問い合わせを随時受け付けており、地域おこし協力隊に関する求人のサポートも行っています。詳細はネイティブ株式会社のウェブサイトで確認できます。

企業概要

ネイティブ株式会社は東京都新宿に本社を構え、地域メディアの企画・運営や地域観光事業などに取り組んでいます。公式ウェブサイトには、事業内容や問い合わせ先が掲載されていますので、興味のある方はぜひ訪れてみてください。

これからの日本の地域活性化において、NATIV.Campがどのような影響をもたらすのか、今後の動向に注目です。