最近のマスク使用状況と期待する機能に関する調査結果
マイボイスコム株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:高井和久)が2025年11月1日から7日にかけて実施したインターネット調査によって、マスクに関する最近のトレンドが浮き彫りになりました。この調査は外出時や自宅でのマスクの使用状況を把握することを目的としており、病院や業務上での使用は含まれていません。
外出時のマスク使用状況について
調査結果によれば、直近1年間にマスクを使用した人は全体の約80%に達しており、特に女性の60~70代では90%を超えています。外出時にマスクを使う状況としては、52%の人が「状況に応じて使う・使わないことがある」と回答し、約25%の人は「ほとんど常に使う」と答えました。
外出時にマスクを使用する理由
常にマスクを使用する理由について尋ねると、「新型コロナウイルスの感染予防・周囲への拡大防止」が83.8%と最も多く、次いで「新型コロナウイルス以外の感染症の予防」が76.4%、風邪の予防が58.0%と続きました。また、2022年のデータと比較すると「新型コロナウイルス以外の感染症の予防」や「風邪の予防」が増加している一方で、「マスクをするのがマナーだと思う」や「周りの目が気になる」といった理由は減少傾向にありました。
マスクの使用場面
使用場面に関しては、感染症が流行している時期や人が密集する場所での使用が共に50%を超え、風邪などの症状を持つ人が周囲にいるときや自分が症状を持っている場合も40%台となっています。ここでも2022年と比べて、人と会話をする時や他の人と食事をする時のマスク使用が減少していることが見て取れます。
マスクのタイプ
実際に使用したマスクのタイプとしては、不織布マスクが圧倒的に多く、88.7%を占めています。続いて「プリーツマスク」や「立体型マスク」が10%台の支持を受けていますが、特に女性の間でこれらのタイプの使用が目立っています。
マスクに期待する機能・効果
調査に参加した人々がマスクに期待する機能としては、「細菌やウイルス、花粉、ハウスダストを効果的にカットする」が65.5%で最も高く、続いて「息苦しくない」が43.8%、「耳が痛くならない」「フィット感」といった要素が約30%の支持を得ています。特に女性において、息苦しさや耳の痛みの心配からくるニーズが高いことが顕著です。
まとめ
この調査を通じて、マスクの使用が依然として重要である一方、状況に応じて柔軟に使い分ける傾向が見られることが分かりました。また、機能性や快適性に対する期待も高まっていることが示されています。これらの知見は今後のマスクのデザインや機能改善に役立つでしょう。
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