日本旅行が新たに始めるふるさと納税サービス
2025年6月1日(日)、日本旅行が「どこでも納税」という新サービスを始めることを発表しました。このサービスは三菱商事が運営し、旅行申込と同時にふるさと納税を行えるという画期的な仕組みです。これにより、日本旅行の店舗で簡単に寄附を行い、その場で地域限定の旅行クーポンを受け取ることができるようになります。
どこでも納税とは?
日本旅行の店舗で提供される「どこでも納税」は、まず旅行を申し込む際に利用可能です。申込者は対象の自治体に寄附を行うことで、「地域限定旅行クーポン」を発行してもらいます。このクーポンはお申し込みの旅行代金の精算に使用でき、その場で旅行計画を進めることができます。
参加自治体一覧
このサービスの第一弾として、次の6つの自治体に寄附が可能です:
- - 北海道釧路市
- - 北海道紋別市
- - 東京都渋谷区
- - 神奈川県横浜市
- - 福岡県福岡市
- - 沖縄県石垣市
今後は他の自治体も追加される予定で、栃木県那須塩原市や秋田県秋田市などもラインアップに加わる見込みです。
「地域限定旅行クーポン」の魅力
地域限定旅行クーポンは、ふるさと納税を行った自治体の日本旅行契約宿泊施設に1泊以上宿泊することで、旅行代金の全額に利用できます。この仕組みにより、旅行先を直接応援することができ、地域の振興にも貢献できます。
ふるさと納税の手続きが簡単に
「どこでも納税」の特徴は、手続きが非常に簡単であることです。店舗に来店し、対象自治体への旅行申込を行い、QRコードを使用して直接寄附を行うことができます。これにより、ふるさと納税の未経験者でも安心して利用でき、地域を支援することができる環境が整っています。
受付店舗
「どこでも納税」は11の日本旅行支店で受け付けています。具体的には、新浦安支店、東京統括支店、浦和コルソ支店、横浜ポルタ支店などが含まれます。
ウェブ版も利用可能
「どこでも納税」はwebでも利用でき、自宅からスムーズに寄附が可能です。寄附の際は、専用ページから希望する自治体および寄附金額を選択し、その後、クーポンが自宅に送付されます。指定の店舗で旅行申込を行い、クーポンを活用して代金を精算する流れです。
日本旅行の移行戦略
日本旅行は創業120年を記念して、地域振興にも力を入れています。「どこでも納税」を通じて、新たな寄附の形を探求し、地域と旅行の新しい関係を築いていくことを目指しています。このサービスは、利用者にとっても地域にとってもメリットが大きいのです。地域に根付いた旅行のあり方を再定義し、持続可能な地域づくりに寄与することが期待されます。地域の特産品を楽しみながら、旅行を通じて地域を応援してみませんか?