新宿区で開催される国際交流会、全世代対象の文化体験を楽しもう！

新宿区国際交流会：心をつなぐ文化体験の日

2025年9月20日（土曜日）、東京都新宿区にある大久保地域センターで国際交流会が開催されます。このイベントは、認定NPO法人日本国際親善協会（JIFA）が主催し、参加者は日本人と外国人を問わず、子どもから大人まで、誰でも気軽に楽しむことができる内容となっています。

この国際交流会は、新宿区に住む外国人や訪れる外国人を対象にしており、地域の多様性を最大限に活かす努力をしています。新宿区には、約130の国や地域から多くの外国人が暮らしており、その数は4万人以上に達します。これは区民全体の約13%にのぼるため、多文化共生が求められています。

多文化共生の重要性

新宿区の多文化共生実態調査によると、外国人住民と日本人住民との交流機会が限られており、相互理解が不足しているという現状があります。また、調査では、外国人が日常生活で「言葉」や「友人が少ない」と感じていることが特に多く、交流の場を求めている状況が浮き彫りになっています。

「日本人とつき合いがない」という外国人が50%を超え、その理由としては「話しかけるきっかけがない」や「交流の場がない」といった声が挙がっています。これにより、交流の機会を生む必要性がより一層重要視されています。

日本文化を体験する盛りだくさんのプログラム

国際交流会では、茶道、書道、折り紙、歌などの日本文化をプロフェッショナルな講師の指導のもとで体験できます。この機会を通じて、参加者は日本の伝統文化に親しみながら、新しい友人を作るチャンスも得られるでしょう。年齢や国籍を問わず、誰もが楽しめるアットホームな雰囲気が魅力です。

本プログラムは、令和7年度新宿区協働推進基金助成事業として提供されており、単なる娯楽の域を超え、互いの文化を理解し合うための重要な交流の形を目指しています。