ベーステクノロジーが提供する新認証サービスと楽楽精算の連携が実現

新たな認証サービスの開始

ベーステクノロジー株式会社は、同社が提供するクラウド認証サービス『QuiX認証サービス』と、株式会社ラクスの『楽楽精算』との間での認証連携を正式に発表しました。具体的には、2021年9月1日からサービス提供が始まるとのこと。これにより、経費精算や各種業務におけるセキュリティが一層強化されることが期待されます。

QuiX認証サービスの概要

『QuiX認証サービス』は、特にSAML2.0に準拠したクラウドサービスやオンプレミスシステム向けに、多要素認証およびシングルサインオン機能を提供します。ユーザーは月額わずか70円でこのサービスを利用でき、最大5つの端末でアクセスが可能です。これにより、従来のユーザーIDとパスワードに頼るだけでなく、利用する端末の認証を加えることで、不正アクセスを効果的に防ぎます。

純国産の安心感

最近では、海外製のIT製品のセキュリティリスクが懸念されていますが、ベーステクノロジーの製品は全て自社で企画から開発まで行う純国産です。基盤には国内特許技術が用いられており、ユーザーは安心して利用することができます（特許第4256361号取得済み）。

楽楽精算との連携

リモートワークが一般的になり、クラウドサービスの需要が高まる中で、セキュリティ対策が急務とされています。『楽楽精算』は、社内経費精算を扱うサービスの一つであり、不正アクセス防止のために多要素認証の重要性が増しています。ベーステクノロジーは、今回の連携を受けて、『楽楽精算』の利用者に対し、QuiX認証サービスの多要素認証を通じて、安全なアクセスを提供していく方針です。

オンプレミス版も対応

さらに、QuiX認証サービスのオンプレミス版である『QuiX端末認証』も、『楽楽精算』との認証連携が可能です。これにより、ユーザー情報を外部に置きたくないと考える企業でも選びやすい製品となっています。

会社概要

ベーステクノロジー株式会社の沿革としては、1993年に設立され、現在は東京都千代田区に本社を構えています。資本金は9,800万円で、本社ではISMS/ISO27001認証も取得しています。社内では自社開発ソフトウェア製品の開発や販売を行い、システム保守運用を手掛けています。

このように、ベーステクノロジーは今後も、ユーザーのニーズに応じたセキュリティ技術の強化を目指し続けることでしょう。