東北電力とMBKデジタルが連携しデジタルトランスフォーメーションを加速

東北電力とMBKデジタル、DX推進での新たな協業

東北電力株式会社と株式会社MBKデジタルは、近日中にデジタルトランスフォーメーション（DX）の推進に向けた協業の基本合意書を締結しました。この提携により、両社はデータ分析やAI技術を活用した新たなビジネスモデルの変革を目指します。

DX推進に向けた目標

東北電力は、中長期的な経営計画の中で「DXを成長への機会として捉え、既存事業の強化や新たな分野の拡大に挑戦する」ことを掲げています。その一環として、地域社会との価値共創や持続可能な経営基盤の実現に取り組む姿勢を明確にしています。

一方、MBKデジタルは、「データとAIの力で志をカタチに」というミッションの下、企業のDX推進をサポートするパートナーとして、業務設計やAI・BI開発などを手掛けています。この協業により、双方の技術やノウハウを掛け合わせ、地域社会に新たな価値を提供することが期待されています。

協業の具体的な取り組み

今回の協業においては、以下の3つのテーマを中心に検討が進められます。

1. CX向上と販売マーケティング強化 - 東北電力グループにおける顧客体験（CX）の向上を目指し、データドリブンな販売戦略を展開します。
2. 東北・新潟地域のDX推進 - 地元企業や自治体との協働を通じ、地域全体のDXを推進し、AIやデータ分析事業の展開を図ります。
3. DX関連事業の強化 - DXの推進だけでなく、それに伴う人材の育成や新たなビジネスモデルの構築にも力を入れる方向性です。

期待される成果

この協業を通じて、東北電力はMBKデジタルの先進的なデータ分析技術を活用し、販売・マーケティングのビジネスモデルを革新することを目指しています。また、得られた成果を通じて、標準的なソリューションを確立し、更なる製品化を視野に入れた展開が期待されます。

各社のコメント

東北電力の執行役員である大友洋一氏は、「MBKデジタルとの協業を通じて、我々のDX推進を加速できることに大きな期待を寄せています。地域密着型の事業基盤を活かし、地域の持続可能な発展に貢献することが我々の使命です」とコメント。

一方、MBKデジタルの代表取締役社長である芹澤新氏は、「東北電力のDX推進を支援する中で、地域の未来を切り拓くための協業ができることを大変光栄に思っています。我々は誠心誠意取り組むだけでなく、地域のDX推進に向けて邁進します」と語っています。