DXでんわの新機能に注目!
メディアリンク株式会社が手掛ける電話AIエージェント「DXでんわ」が、企業向けのサービスへ新しい機能を追加しました。その名も「辞書管理機能」。この機能により、固有名詞や専門用語の認識精度が大幅に向上し、よりスムーズなコミュニケーションを実現します。
DXでんわとはどんなサービス?
「DXでんわ」は、企業の電話業務をデジタルトランスフォーメーション(DX)によって効率化するための電話自動応答サービスです。24時間365日、音声案内による自動受付や、用件に応じた適切な担当者への振り分けなど、さまざまな機能を標準で搭載しています。
このサービスは、音声データをAIが要約して文字として記録する「音声自動テキスト化機能」や、音声だけに依存しない「SMS送信機能」など、企業が求める多様なニーズに応えることができます。さらに、英語や中国語、韓国語など約40言語に対応しており、不動産業界やクリニック、IT業界など、広範なビジネスシーンで活躍しています。
辞書管理機能の基本概要
「辞書管理機能」は、企業独自の用語や商品名、専門用語を事前にAIに学習させることで、正確なテキスト変換を可能にする機能です。企業が用意する辞書データは、以下のような内容が含まれます。
- - 業界特有の専門用語や自社の商品名
- - 通常の変換では誤認識されやすい社員の名前
- - 特殊な読み方の不動産物件名や建物名
これらを事前に登録しておくことで、AIは文脈を正しく理解し、信頼性の高いテキスト化を実現します。
辞書管理機能の利点
「辞書管理機能」を導入することで、DXでんわに搭載された以下の3つの機能の認識精度が向上します。
1.
用件録音・AI要約
お客様が用件を吹き込んだ際、その内容を自動録音しテキスト化します。AIは全文と要約文を生成し、重要な情報を即座に把握できるようになります。
2.
通話録音・AI要約
担当者とお客様の通話内容を自動で録音し、その内容をAIが解析して詳細なテキストと要約を作成します。ここでは、話者ごとに色分けされた表示がされるため、情報の整理もより楽になります。
3.
AI自動案内
お客様の発話内容をAIが認識し、適切なフローへの分岐や転送を自動化します。これにより、お客様の負担を軽減し、スムーズなサービス提供が可能に。
料金プラン
「辞書管理機能」の料金プランは以下の通りで、企業のニーズに応じた選択が可能です。
- - ライトプラン:5,000円/月(オプション提供)
- - スタンダードプラン:0円/月(標準提供)
- - プレミアムプラン:0円/月(標準提供)
- - カスタムプラン:0円/月(標準提供)
このような柔軟な料金体系により、様々な規模の企業が利用しやすくなっています。
今後の展望
「DXでんわ」は、さらなる機能拡充を目指し進化を続けています。例えば、管理画面のリニューアルや状況の可視化を実現するダッシュボード機能など、今後期待される開発内容も多岐にわたります。
顧客ニーズに沿った機能を提供することで、より多くの企業をサポートしていく予定です。
会社概要
メディアリンク株式会社は、ビジネスコミュニケーションに特化したシステム開発を行う企業です。設立は2009年7月で、コールセンターシステムやチャットサポートツールの開発を手掛けています。
このように、DXでんわは企業の電話業務をもっと賢く、効率的に操作できるツールとして、今後も多くの企業にとって欠かせない存在となるでしょう。