テテマーチがクリエイティブを支援したキャンペーン
テテマーチ株式会社(東京都目黒区)は、支援した日本郵政株式会社のキャンペーン「郵便ポストが見ている世界」が第78回広告電通賞 OOH広告部門 インフルエンスカテゴリーで金賞を受賞したと発表しました。このキャンペーンは、郵便ポストが私たちの生活を見守っているというユニークな視点から着想を得て、全国に設置された郵便ポストの景色を切り取る形で進められました。
キャンペーンの背景
日本全国には、2024年3月31日現在で173,935本の郵便ポストが存在します。このポストは私たちの日常生活に欠かせない存在であり、身近さと郵便局ネットワークの価値を強調するために、「見守る存在」としての視点で映し出しました。このアプローチが、キャンペーンの魅力を一層引き立てました。
SNSを活用して「#郵便ポストが見ている世界」というハッシュタグで全国の様々な景色を投稿し、多くの共感を得た結果、新宿駅メトロプロムナードでのOOH広告が実施されました。広告はオンラインとオフラインを組み合わせた多面的な施策として高い評価を受けています。
受賞の詳細
受賞が決定した背景には、クリエイティブなアイデアの執念や実施に関わったプロフェッショナルたちの貢献があります。広告電通賞は1947年に設立され、優れた広告コミュニケーションを評価する目的で行われている歴史ある賞です。今回の受賞作品は、幅広い応募の中から選ばれた1274件のうちの一つであり、特に゚牧野風信夫(エグゼクティブクリエイティブディレクター)をはじめとするチームのクリエイティビティが際立っています。
キャンペーンのクリエイティブ
「郵便ポストが見ている世界」は、全国の風景を背景にした郵便ポストが、実際には何を見ているのかを問いかける内容で構成されています。この発想がもたらした地域と人々の暮らしを象徴的に表現した点が評価され、SNSの拡散力と掛け合わせることで更なる反響を呼び起こしました。
特に、新宿駅という人通りの多いスポットに掲出された広告は、様々な人々の目を引く魅力を持っています。クリエイティブディレクターとして関わったふくままさひろ氏の視点が、作品全体に新しい世界観を与えたことは間違いありません。
今後の展望
テテマーチは、今後もこのような革新的なプロジェクトを推進するために、SNSマーケティング支援やプロモーションの強化を続けていく意向を示しています。創業から約8年が経過し、700社以上の企業支援を通じて得たノウハウを活かしつつ、次なる挑戦にも期待が寄せられています。
このキャンペーンは、ただの広告にとどまらず、全国の郵便ポストを通じて地域の良さや魅力を伝える大きな役割を果たしました。テテマーチは、企業が世の中に広く普及する価値を持つプロダクトやサービスを見出す活動を継続していくことでしょう。
これからのテテマーチの活躍に、ますます目が離せません。