Herman Millerの新生Mirra 2 Chairが持続可能性を追求
オフィス環境を快適に整えるためのアイテムとして注目を集めるHerman Millerのチェア、Mirra 2 Chairが再び進化を遂げました。デザインを担当したのはベルリンを拠点に活動するStudio 7.5で、人間工学と快適さを融合させるこのチェアは、環境への配慮も考慮された製品となっています。
Sustainably Crafted for a Greener Future
Mirra 2 Chairは、その開発において持続可能性を重視し、製造プロセスを根本から見直しています。その結果、カーボンフットプリントを最大17%削減することに成功しました。これは、環境に優しい製品作りの先駆者としてのHerman Millerの姿勢を象徴しています。さらに、ナイロン製のベースとスパインには100%リサイクル素材を使用し、環境負荷を最小限に抑える努力がなされています。
エルゴノミクスの進化
Mirra 2は、座る人の動きに合わせてサポートを提供します。エアウィーブ・サスペンション・シートは高い通気性を確保し、体型にしっかりフィットするため、長時間の座位でも快適です。座る姿勢を正しく保つためのPostureFit機能も搭載しており、猫背を防止するサポートがなされています。
バリエーションの拡充
新たな進化に伴い、Mirra 2はデザインのオプションも充実しました。背もたれにはバタフライバックとトライフレックスバックの2つの選択肢が用意され、それぞれ異なる特徴を持っています。
- - バタフライバック:ファブリックとポリマー素材で構成され、体の圧力を分散し、自然なサポートを行う。
- - トライフレックスバック:3つのサポートゾーンを持ち、業務用としても適したデザイン。
新しく追加されたカラーパレットでは、コードバン、ウルトラマリン、オリーブ、オークル、アルパインなど、ユーザーの好みに合わせた多彩な選択が可能です。大胆なカラーブロッキングや、ニュートラルな基調にさらに色味を加えることで、個性的なスタイリングを楽しむことができます。
価格と購入方法
Mirra 2 Chairは、税抜きで182,600円から販売されており、アームレス、アジャスタブルアーム、固定アームの各タイプが選べます。サイズは、高さ1060mmから1111mm、幅673mm、奥行673mm、座面の高さは375mmから565mmまで調整が可能です。
環境配慮とデザインの未来
Herman Millerの理念によれば、持続可能なデザインはブランドの柱です。Mirra 2 Chairは、環境負荷を低減するだけでなく、使用者の快適性も追求した商品です。これにより、サステナビリティとデザインの新しい基準を確立する役割を期待されています。
Studio 7.5のデザイナーは、製品改善に取り組むことが持続可能性の重要さであると述べており、これからもエコフレンドリーなデザインを追求するとしています。
さらなる進化を遂げたSetu Chair
Mirra 2だけでなく、Herman Millerは同じくStudio 7.5による新しいワークチェア「Setu」もアップデートしています。軽量かつ高耐久性のある設計が施され、全体の50%以上にリサイクル素材を使用。その快適性はオフィス環境でも幅広く支持されています。
Herman Millerの製品は、我々の生活空間におけるデザインの未来を考慮した選択肢として、持続可能性と快適さの両立を実現しています。このMirra 2 Chairが、今後のオフィス家具選びにおける新たな基準となることを強く期待します。