不登校に向き合うための「不登校マップ」
不登校の子どもを持つ親にとって、日々の対応やサポート方法に悩むことは少なくありません。そんな中、キズキによって開発された「不登校マップ」は、親が適切なアプローチを見つける手助けをするためのツールとして注目を集めています。今回は、この不登校マップの特徴と活用方法について詳しくご紹介します。
不登校マップとは?
不登校マップは、不登校の状態を4つのステップに分けて理解することができるチェックリスト形式のツールです。これにより、子どもがどの段階にいるのかを把握することができるため、適切な対策を講じるための指標となります。具体的には、以下の4つのステップが設けられています。
1.
不登校前兆期
2.
不登校進行期
3.
不登校混乱期
4.
不登校回復期
このステップを把握することで、子どもに必要なサポートが見えてきます。特に重要なのは、子どもがその時々にどのような困難や挑戦に直面しているかを理解することです。
お子さんのSOSを見逃さない
お子さんの心の状態は、言葉に表れないことが多いものです。小さなしぐさや表情の変化に注意を払うことで、SOSを感じ取る手助けができます。不登校マップを活用することで、これらの微細なサインを見極めるための指針を得ることができます。親として、なるべく早い段階でお子さんの状態を把握し、適切に対処することが大切です。
不登校マップの利用方法
不登校マップを通して、まずはお子さんの現状を確認しましょう。チェックリストに沿って、どのステップに当てはまるかを判断します。これによって得られた情報は、次のステップとして必要なアプローチを考える手がかりとなります。
不登校オンラインにもアクセスすることで、具体的な声かけやサポート方法を探ることができる点も、本マップの大きな特徴です。
開発者の思い
この不登校マップを開発したのは、キズキ共育塾の不登校相談員である寺田真依さんです。彼女自身も過去に不登校の経験を持ち、その辛さを知るからこそ、同じような悩みを抱える親たちを助けたいという思いから生まれたツールです。その背景には、母親との会話を通じて得た学びも多く含まれています。
「不登校Mapが一人でも多くの方の力になれば」との思いを込めて、寺田さんはこのマップを製作しました。
どうやって入手する?
不登校マップは、公式サイトから申し込むことができます。
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不登校マップの申し込みはこちら
お申し込み後には、自動返信でPDF形式の「不登校マップ」が送付される仕組みです。
迷惑メールフォルダにも配信される場合があるため、確認をお忘れなく。
不登校マップを活用して、今まさに苦しんでいるお子さんと向き合うための新たな一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。