母から子へ受け継がれたデザイン、復刻されたワンピースの魅力とは

母から子へ受け継がれるエレガンス

最近、SNSをきっかけに注目を集めているワンピースの復刻が話題となっています。それは、フェリシモが展開しているファッションブランド「IEDIT[イディット]」が、平成初期に人気を博した「デクプル」からのアイテムです。この度、創立60周年を記念して、特別に“平成エレガンス”として4月22日からWEBで販売が開始されました。

復刻の背景

復刻のきっかけとなったのは、25年前に母が購入したワンピースを今も大切に着ているという投稿です。この投稿は、「母のワンピースが美しい」と多くの人々の共感を呼び、53万回以上の閲覧を記録しました。時代を超えた思い出とストーリーがこのワンピースには詰まっており、購入者の感情を揺さぶるものとなっています。

IEDITからの新たな提案

今回復刻されるワンピースは、当時のデザインを忠実に再現しつつ、現代の快適さも加味されています。薄手の肩パッドを使用し、背中のダーツでシルエットが整えられたこのアイテムは、上品さを失わない美しいラインを持っています。更に、二色展開されたカラーは、ライトグレーとクラシカルなブルー。これにより、どんなシーンでも着用することができます。

話題のSNS投稿

このワンピースの復刻を後押ししたのが、イタリア・ミラノに住む歴史学者の増永菜生さんの投稿です。彼女は、「母のワンピースのシルエットが美しい」とつぶやき、その言葉がプロジェクトの名付けやカラー選択にも影響を与えました。増永さんの素敵な感性と共に、多くの人々の思いがこの商品に込められているのです。

現代技術との融合

なお、現在ではワンピースに肩パッドを使用することは少なくなっていますが、IEDITでは薄手の肩パッドを介して、当時の良さを引き出しています。このこだわりにより、しなやかでシワになりにくい素材が使用され、快適な着心地を実現しています。また、内側にはインナーワンピースが用意されており、季節を問わず活躍するアイテムに仕上げられています。