女子サッカーの新たな魅力、WEリーグが家族向けの託児施設を設置。この試みは、特にお子様を持つ親たちにとって画期的なもので、11月3日と8日の試合で利用可能な施設が用意されています。WEリーグはこの施策を通じて、すべてのファンが安心して試合観戦を楽しめる環境を整えています。
まず、11月3日にはユアテックスタジアム仙台で行われるマイナビ仙台対アルビレックス新潟レディースの試合にて、託児施設が提供されます。この施設は、1歳半から小学2年生までの子どもたちが対象で、先着6名の定員制です。利用料金は1組5,000円(税込)で、特別ご招待席チケットも家族用に4枚付いてきます。このように、サッカー観戦を通じて家族との時間を楽しむことができるわけです。
次に、同じく11月3日にフクダ電子アリーナで開催されるジェフ千葉レディースとAC長野パルセイロ・レディースの試合では、2歳以上の未就学児を対象にした「こどもと一緒に観戦ルーム」が用意されています。こちらは最大3名までのグループでの同伴が可能で、利用料金は2,000円。この形式は、子どもだけを預かるものではないため、親が子どもと共に観戦できる安心感があります。
最後に、11月8日には浦和駒場スタジアムで三菱重工浦和レッズレディース対INAC神戸レオネッサの試合が行われます。この試合では、1歳から6歳の未就学児を対象にした託児施設が設置され、最大7名を無料で預かることができます。このように、あらゆる試合で託児サービスが提供されることにより、サッカーファンの幅広い層が活動に参加できるようになっています。
WEリーグのこの取り組みは、単に試合を楽しむファンに向けたものだけでなく、選手やスタッフ、クラブ関係者、さらには試合を支える多くの人々にとっても大きな利点となるでしょう。出産後に戻ってくる選手やスタッフが安心して働ける環境を整えることは、ひいては女子サッカーの発展に寄与することにつながります。
女子サッカーにおける新しい試みとして、多くのファンやその家族がスタジアムでの思い出を共有できる機会が増えていくことが期待されます。これからのWEリーグの試合では、家族連れの笑顔があふれること間違いなしです。