Relicが新たな挑戦、札幌に「Sapporo Incubation Studio」を開設
株式会社Relicは、北海道札幌市に「Sapporo Incubation Studio」を新たに設立しました。これにより、同社は道内に2つ目の拠点を持ち、日本全国における新規事業開発とイノベーションの創出をさらに加速させることを目指します。これまでの実績をもとに、地域のイノベーター人材を発掘・育成し、地域発のイノベーションを推進する取り組みを行います。
拠点設立の背景
Relicは新規事業の専門家であり、企業のイノベーションを促進するための多様な事業を展開しています。全国で19拠点を展開しており、これまで4,000社・20,000件以上の新規事業開発に関与してきた実績を持ち、業界でのリーダーシップを発揮しています。この度の札幌拠点の設立は、地域における新たな経済の動きを創出するための重要なステップです。
地域のイノベーター人材の発掘・育成
新たに設立される「Sapporo Incubation Studio」では、地元の産業や大学との連携を強化し、イノベーターを発掘・育成していく方針です。特に地域の中小企業やスタートアップ企業との協力を通じて、次世代の企業経営者を育成し、地域全体の活性化を図ります。これにより、地域の固有の資源を活かしたビジネスモデルの構築が期待されています。
また、同社の事業プロデューサーである駿河功太氏は、自身の地元での拠点設立に強い意欲を持っています。大学生の頃に始めた動画制作の経験から挑戦の価値を知り、挑戦できる環境を札幌に提供することが自身の使命であると述べています。
未来を見据えた取り組み
「Sapporo Incubation Studio」では、多様な人材が集まる共創の場を目指し、地元企業との連携や新規プロジェクトの立ち上げを進めていきます。特に、企業内新規事業やオープンイノベーションを進めるイントレプレナー、さらには中小企業を支えるネクストプレナーなど、多様な挑戦者と共に新たなビジネスを創出するための取り組みを充実させます。
地域の力を育てる
Relicの取り組みは、単なるビジネスの枠を超え、地域の人々が自らの力で未来を切り開くための助けとなることを目指しています。新たな拠点を通じて、札幌市におけるイノベーションの拡大と地域活性化が期待されており、今後の動向に注目です。
拠点概要
- - 所在地: 北海道札幌市中央区北2条西4丁目1 札幌三井JPビルディング 8F
- - 事業内容: 地域大学との連携、企業の新規事業開発、地域のイノベーター育成、デジタルイノベーション創出のためのサービス開発。
まとめ
Relicの「Sapporo Incubation Studio」は、地域に根ざしたイノベーションの中心となることでしょう。地域経済や企業、大学が協力し合い、新しい価値の創出を図る場として、地域の発展に寄与することが期待されます。