ロボット戦略の提言
2026-03-18 12:55:42

経団連が提言するロボット(AI+)戦略の全貌と未来への道筋

経団連が提案するロボット(AI+)戦略



2026年3月17日、一般社団法人日本経済団体連合会(経団連)は、ロボット(AI+)戦略に関する新しい提言を発表しました。この提言は、現在直面している社会課題の解決と、産業競争力の強化を両立させることを目的としています。

社会課題とロボット(AI+)の役割



日本は構造的な人手不足や、老朽化が進むインフラの維持管理など様々な社会課題に直面しています。こうした背景を受け、経団連はAIを活用したロボット(AI+)を今後の発展に必要不可欠な基盤技術と位置付けています。

提言は、AI技術で遅れをとっている米国や中国に対抗するため、日本が得意とする産業用ロボットの実装や改善を進め、実社会での信頼性や実装力を高めることが重要であると強調しています。米中を見据えた総合的な戦略策定が今後求められます。

基盤技術の重要性



日本のロボット(AI+)分野の競争力は、センサー、精密制御部品、アクチュエーターといった基盤技術に支えられています。また、現場での経験や運用知識を活用することで、形のない資産である「現場知」を生かすことが競争力向上に寄与すると期待されています。

投資と産官学の連携



経団連は、企業の自発的な投資を基盤とすることが前提であるとし、民間だけでは解決できない課題に対して、産官学が協力し合うことの重要性を訴えています。その具体策として、投資促進策、規制改革、国際標準化、人材育成の施策が提示されています。

具体的な要望



1. 国内外ルール形成の推進: ネガティブリスト方式に基づく国際標準化を主導し、競争力を強化していくことが重要です。
2. 人材育成の強化: 統合型人材や現場で実働する人材が不足しているため、特にロボット(AI+)のエコシステムを支える人的投資が求められます。
3. 戦略的なフェーズ追求: 短中長期それぞれに分けた戦略をもとに、現場での信頼性を強化していくことが肝要です。

フェーズ別の勝ち筋



提言では、競争力を高めるためのフェーズとして「Build & Run」、「Expand & Scale」、「Global Presence」の3つを挙げています。短期の「Build & Run」では、社会実装を加速しながらデータと現場知蓄積を行います。中期の「Expand & Scale」では、産業データスペースを活用し、サービスロボットへの展開を本格化させる必要があります。そして、長期の「Global Presence」では、安全性や品質を武器に国際競争でも存在感を示すことが求められます。

経団連の取り組み



今夏には「日本成長戦略」が策定される予定であり、AIや半導体など17の戦略分野においての大胆な施策が検討されています。経団連は、投資を牽引する経済への転換に向けて、産官学の接点として先導的な役割を果たすことを誓っています。

まとめ



経団連が掲げた今回の提言は、日本のロボット(AI+)産業の未来を切り開くための重要な指針となるでしょう。政府はこれらの提言を踏まえ、効果的な施策を推進していく必要があります。詳細な内容や今後の進展については、経団連の公式サイトで確認できます。


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会社情報

会社名
一般社団法人 日本経済団体連合会
住所
東京都千代田区大手町1丁目3番2号経団連会館
電話番号

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