三幸学園が学校サイトを多言語化し留学生支援を強化
東京都文京区に位置する学校法人三幸学園が、Wovn Technologies株式会社の多言語化ソリューション『WOVN.io』を導入し、運営する25校の学校サイトを英語、ネパール語、ベトナム語、中国語(簡体字、繁体字)の5言語に対応させました。この取り組みは、急増する外国人留学生が不安なく学校情報を収集できる環境を構築することを目指しています。
外国人留学生のニーズの急増
日本国内の外国人留学生の数は、2024年5月1日時点で30万人を超え、前年比で20%の増加を記録しています。この背景には、ネパールや中国、ベトナムといった国からの留学生が三幸学園に多数入学していることがあります。三幸学園は、日本人学生と同様に外国人留学生が安心して学べる環境を整えるため、さまざまな支援策を実施しています。たとえば、各校への留学生専任の教員配置や、学費の分割払い制度、日本語能力試験N1合格者の学費免除など、多岐にわたる取り組みを行っています。
Webサイトの多言語対応が決断された理由
外国人留学生にとって、学校のWebサイトは重要な情報源です。しかし、従来は翻訳リソースやコストの負担により、情報の発信が制限されていました。その結果、留学生からは「必要な情報が得られない」「家族への説明が難しい」という声が寄せられていました。これを受け、三幸学園はWOVN.ioの導入を決定しました。多言語化により、入学を検討する学生、在学生、保護者に対し、迅速かつ網羅的な情報発信が可能となります。
WOVN.ioの魅力
WOVN.ioの選定理由は、以下の4点です:
1.
自動検知・自動翻訳: 元コンテンツの変更を自動で検知し、更新にかかる負担を大幅に軽減。
2.
用語集機能: 学校名や専門用語の登録ができ、誤訳防止に寄与。
3.
手厚いサポート体制: 専任のサポート担当による導入から運用までの支援。
4.
海外SEO対策: 外国人留学生が母国語や英語で検索した際の流入増加を狙う。
導入済みサイトの概要と将来の展望
三幸学園の25校の学校サイトと特設留学生向けサイトは、これらの言語に対応済みです。具体的な留学生向け特設サイトは
こちらからアクセスできます。今後、三幸学園への入学希望者の動向は、海外からの直接入学検討が増える傾向にあるため、この多言語化を通じてさらなる認知度向上と情報発信の強化に努める方針です。また、姉妹校サイトの多言語化も検討されており、多様なニーズに応えていく予定です。
WOVNのミッション
Wovn Technologies株式会社は、企業のグローバリゼーションをAIで加速させ、全ての学生が平等に学びの場を得られるような多言語対応の情報発信支援を行っています。WOVN.ioは既に18,000以上のサイトに導入されており、その実績と技術力が評価されています。今後も、教育分野での多言語化の支援を通じて、より多くの学生の将来をサポートしていくことでしょう。