越谷の子ども食堂
2025-06-19 09:21:25

「子どものための居場所」を創造する食堂が越谷に登場!

越谷市に新たな「子ども主体の子ども食堂」登場



2025年6月21日(土)、埼玉県越谷市の「NIJINアカデミー越谷校」が主体となり、地域の子どもたちが自らの手で作り上げる「子ども主体の子ども食堂 ココカラフル」を開催します。この食堂は、子どもが主役となり、地域社会とのつながりを深める場所です。1980年代以降、子どもたちが直面する教育支援の欠如や孤立感が社会問題となっている中、本プロジェクトはそれらの解決策の一環としてスタートしました。

「ココカラフル」誕生の背景



「ココカラフル」という名前は、子どもたちが感じるさまざまな感情や経験を表す言葉からきています。子どもたちにとって居やすい環境を作ることがこの食堂の目指すところです。プロジェクトの発案は、不登校の一人の子どもが「学校に行きたくない」との気持ちを表明したことから始まりました。彼女の思いを受けて、仲間たちは「同じ目標に向かう場所があればもっと外に出られるのでは」と動き出し、その結果が「ココカラフル」なのです。

子どもたちの役割



この食堂では、すべてのメニューの考案から集客、さらには掃除まで、子どもたち自身が担当します。調理は大人の指導のもと行われますが、チラシの配布や地域住民とのご挨拶活動においては、子どもたちが積極的に関わります。このようにして、子どもたちは社会との接点を持ちながら、責任感を養っていきます。

当日の楽しみ方



当日は、参加者同士でゲーム機を持ち寄って対戦したり、手作りのガチャガチャでおやつを引いたりと、多様な楽しみ方が用意されています。前回には、予定にない水鉄砲大会が自然発生的に始まり、子どもたちは年齢や学校に関係なく盛り上がりました。また、地域の大人たちも、ふらっと立ち寄り、子どもたちと一緒に遊んだり、自身の経験を語ったりします。

つながりの場としての役割



この活動は、単に「遊ぶ場」を提供するだけでなく、地域の大人や他の子どもたちとのつながりを育む場となっています。元々は不登校の子どもたちが安全に遊べる場所として始まったこの取り組みですが、今では地域の小学生や大人も参加し、交流を通じて信頼関係が築かれています。復学した子どもやその保護者が、参加を続けたいと申し出ることも多く、ここでは「また来たい」と思える居場所として成長しています。

今後の展望



「NIJINアカデミー越谷校」では、この活動を通じて孤立を防ぎ、地域とのつながりをさらに深めていく予定です。食堂の定期開催を通じて、参加者たちが社会の中での居場所を見つけることで、学びの機会を広げていく狙いにもつながります。

開催概要


  • - 日時: 2025年6月21日(土)11:00〜14:00
  • - 場所: 越谷市赤山町1-147 マリフラット2
  • - 料金: 子ども 無料(お手伝い必須)/ 大人 300円
  • - 対象: 誰でも参加可(事前予約不要)

この食堂は、食事を通じてだけでなく、さまざまな活動を通じて子どもたちが社会との接点を持つことができる貴重な学びの場です。今後も地域との協力を強化しながら、子どもたちの成長を支えていきます。


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会社情報

会社名
株式会社NIJIN
住所
東京都江東区常盤二丁目5番5号
電話番号

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