SDGsの輪を広げる新たなポストカードサービスが始動

SDGsを考える新たな取り組み

大阪を拠点とする株式会社高速オフセットが、環境に優しい手法で製作されたポストカードの無料印刷サンプルを提供する新サービスを開始しました。この取り組みは、サステナブルな素材であるバナナペーパー、kome-kami、そして東北コットンCoCを使用しており、デザイナーや企業の販促物に新たな価値をもたらします。

高速オフセットの「KAMIKEN」プロジェクト

「KAMIKEN」は、高速オフセットが推進するプロジェクトで、サステナブルな紙製品の開発に注力しています。これにより、印刷業界における環境負荷の軽減を目指し、紙の使用を通じてSDGsの意識を高めることが狙いです。この度、印刷サンプルを郵送することで、業界内外の様々な企業にサステナブル素材の利用を促しています。

無料郵送サービスの内容

提供されるポストカードのサンプルは3種あり、それぞれが異なる用途やデザインに対応しています。以下にその内容をご紹介します。

1. バナナペーパー
- テーマ: 大阪のたこ焼き
- 特徴: バナナ由来の繊維を含むユニークな紙質で、大阪の風物詩を生かしたデザイン。SDGsの17の目標を意識した内容で、バナナペーパー独特の質感が映える仕上がりです。

2. kome-kami
- テーマ: 能登の風景
- 特徴: お米の繊維を混入した紙を使用し、海岸線の美しさを強調したデザイン。特に淡い色合いのイラストと合わせることで、その魅力を引き立てています。

3. 東北コットンCoC
- テーマ: 日本の伝統
- 特徴: 綿の茎が含まれており、その風合いが東北地方の文化を映し出しています。訪れる外国人観光客向けに、日本ならではの魅力をアピールしています。

これらのサンプルは、さまざまなビジネスシーンで役立つデザインとして期待されます。サンプルの郵送申し込みが可能で、印刷概算見積も一緒に提供されるため、企業のコスト管理にも寄与することでしょう。