あんびるやすこ、子どもたちに思いやりを伝える新作
児童文学作家、あんびるやすこさんの最新作『チコとひみつのへや』が2023年9月15日に発売されます。この新しい作品は、130万部を突破した「魔法の庭ものがたり」シリーズから派生した「魔法の庭の子ねこたち」シリーズの第2巻にあたります。あんびるさんは「ルルとララ」「なんでも魔女商会」など、3つのミリオンセラーシリーズを手がけてきた実力派作家です。
本書の魅力
『チコとひみつのへや』は、低学年向けに書かれたオールカラーの読み物で、その中には誰かを思いやることの重要性を学ばせる要素が含まれています。特に印象的なのは「もしぼくだったらのまほう」という言葉であり、このフレーズを通じて、子どもたちに他者への思いやりを伝えます。
全ページに描かれた温かい挿絵も、絵本からのステップアップを希望する子どもたちにぴったりです。なお、本作は一人読みを始めたばかりのお子さんにも楽しめるように工夫されています。
あらすじ
物語の主人公はチコという名の子ねこ。彼は本を読むことができる賢い子であり、いつも誰かの役に立ちたいという気持ちを持っています。しかしある日、困っているうさぎくんを助けられず、なかなか納得のいかない状況に陥ります。そこで、「はいっちゃだめ」と言われている魔術書のある部屋に忍び込むチコ。彼が見つけた素敵な魔法によって、どのようにうさぎくんを助け、勇気を得るのかが描かれています。
こちらの作品は、6匹の子ねこたちの物語でもあり、たくさんの冒険を通じて仲間を思いやる心を育む内容となっています。
読者の声
本書の発売前に行われたモニター読者の募集でも、多くの感想が寄せられました。特に5、6歳の子にも適した文量や可愛らしいイラストが評価され、保護者からは「娘が集中して読み終えた」との声も多くありました。また、相手の気持ちを考える重要性に気づかせるきっかけとして、この本が非常に良い影響を与えることも期待されています。
お子さんたちの感想においても、チコの冒険に感動し、他者の役に立ちたいと思う気持ちが芽生えたという声が多数報告されており、作品が持つメッセージがしっかりと伝わっていることが伺えます。
「魔法の庭の子ねこたち」シリーズ
「魔法の庭の子ねこたち」シリーズは、「魔法の庭ものがたり」から生まれた幼年童話で、特に小さな子どもたち向けに制作されています。主人公の子ねこたちが成長しながら、自分で読む楽しさや物語の魅力をともに育んでいくことを目的としています。
すでに1巻から26巻までの「魔法の庭ものがたり」シリーズも好評を博していますので、次世代の作品としてぜひ手に取ってみたい一冊です。
著者プロフィール
あんびるやすこさんは、群馬県出身で、東海大学文学部日本文学科を卒業した後、テレビアニメーションの美術設定を担当していました。その後、おもちゃの企画デザインを経て、現在は絵本や児童文学の創作活動に専念しています。彼女の作品は、子供たちの心を掴む温かさでいっぱいです。
書誌情報
- - 書名:『魔法の庭の子ねこたち チコとひみつのへや』
- - 発売日:2023年9月15日
- - 判型:A5変型判
- - 定価:1,430円(税込)
- - ページ数:カラー64ページ
是非、あんびるやすこさんの最新作を手にして、思いやりの大切さをお子さんと一緒に感じてみてはいかがでしょうか。