新宿髙島屋の屋上に新たな農業体験誕生!
2025年9月4日、新宿髙島屋の屋上に「シンタカそらファーム by grow」がオープンしました。この農園は、ソーシャルインパクトスタートアップであるプランティオ株式会社が設計・運営するスマートコミュニティ農園です。プランティオは「持続可能な食と農をアグリテインメントな世界へ」というビジョンを掲げ、農と食の民主化を目指しています。
進化する都市農業
「シンタカそらファーム」は、通常は開放されていない屋上で、農業を通じてゆるやかなコミュニティ作りを推進します。この農園では、従業員同士の世代間交流やウェルビーイングの向上、また「grow」システムを利用して環境負荷を可視化することを目的としています。新宿髙島屋の職員や取引先スタッフなどがリモートワークの合間に交流できる場としても機能します。
今後は地域住民やお客様も参加できるアーバンファーミング計画を展開し、様々な野菜やハーブの栽培体験を通じて、新しい食文化を創造していく予定です。
農園の概要
設置日
場所
面積
- - 約180 m²(大型プランター10台、果樹プランター3台を含む)
予定されている活動
この農園の設立においては、新宿髙島屋の約30名の職員が参加し、土を入れ、江戸東京野菜を播種しました。
デジタルファーミングプラットフォーム「grow」
「grow」は、野菜栽培ガイドシステムをコアとしたスマートコミュニティ農園のプラットフォームです。利用者は、育てる楽しさと食べる喜びを体験でき、ITを駆使した新しい農業の形を享受できます。アプリやIoTセンサーを通じて野菜栽培の管理が行え、リアルタイムでお手入れ通知が受け取れます。
スマートフォンアプリ「grow」
このアプリでは、コミュニティ農園や家庭菜園を管理し、栽培時期を予測したり、必要なケアをタイムリーに受け取ったりできます。また、仲間とのコミュニケーションもスムーズです。
IoTセンサーデバイス「grow CONNECT」
このデバイスは、野菜の栽培状況をモニターし、日照量や土壌の水分量を測定。収集したデータを元にお手入れ通知を行います。
アーバンファーミングマップ「grow SHARE」
このウェブサービスでは、ユーザーが農業活動を可視化し、環境貢献度を計測することができます。
プランティオ株式会社について
プランティオ株式会社は2015年に設立され、農業と食に関する場を提供することを目的としています。社員や地域とのつながりを深め、新たな食文化の創造に取り組んでいます。また、経済産業省のスタートアップ支援プログラムにも選ばれ、進化し続ける企業です。
これからも「シンタカそらファーム by grow」を通じて、持続可能な社会の実現に向けて新しい体験を提供していく予定です。