香りで伝える祈りの形──美調香グランプリ・オブ・ジャパン2025の開催

美調香グランプリ・オブ・ジャパン2025が近づく

株式会社MIWAIKEHATA（代表取締役：池端杏奈）は、2025年秋に「第2回美調香グランプリ・オブ・ジャパン」を開催します。この大会は、香りの美しさを競うのではなく、祈りの意味を香りとして表現することを目的とした特別な舞台です。

祈りを香りで表す

香りは古代から祈りの象徴として使われてきました。古代エジプトでは神聖な儀式で乳香や没薬が焚かれ、紀元前1500年の資料にもその記録が残されています。また、日本では6世紀に仏教と共に香の文化が伝来し、特に平安時代には貴族たちが香を楽しむ風習がありました。今日においても、線香は仏教儀礼で心を鎮める手段として大切にされ、年間に約5,000トンが生産されています。

心の癒しと香りの力

美調香グランプリは、こうした伝統を尊重しつつ、現代社会における心身の健康を促進するための香りの持つ力を広めようとしています。第1回の大会では、参加者の86％が短時間で心身の改善を実感しました。これは単なる伝統文化に留まらず、科学的にも香りが脳に直接影響を与えることを示しています。香りを通じて心の安らぎを求める人々に向けて、特別なメッセージを発信しています。

現代の課題に向き合う

2025年の大会では、孤独な育児や産後うつといった社会の問題に焦点を当てます。調査によれば、母親の約10～15％が産後うつを経験し、相談できる人も少ない現実が浮き彫りになっています。この大会は、育児中の母親たちが少しでも心を休められるような香りを創出するお手伝いをすることを目的としています。

さらに、キッズ部門も設け、子どもたちが香りについて学ぶ機会を提供します。このように、香りを介して社会問題に取り組む姿勢が、グランプリの趣旨であり目的です。

募集概要

応募資格は一般部門（18歳以上）からキッズ部門（4歳～小学生）まで幅広い年齢層に対応。募集は3段階に分かれており、早期にエントリーすることで割引特典もあります。参加者には、提携ショップで利用できるクーポンも配布されるためお得です。

審査について

香りの創造性や社会的意義、そして祈りのメッセージ性を基準に、専門家や文化人による審査委員会が選考を行います。ファイナリストは、歴史ある仁和寺の空間に展示される機会もあり、参加者の作品は多くの来場者に見られることになるでしょう。

参加方法

公式ホームページから詳細情報が確認できます。また、応募方法や要項については、公式サイトで随時更新されるため、ぜひチェックしてください。
https://miwaikehata.my.canva.site/bichokou-gp2025

多くの人々が香りを通じて心の平和を求め、未来のために祈りを込めた香りを創造するこの大会に、ぜひご応募いただきたいです。香りの力が社会を癒し、未来を支える一助となることを願っています。