JR東日本が進める持続可能な観光プロジェクト
株式会社JR東日本びゅうツーリズム&セールスが、2022年度下期から開始した「びゅうサステナブルツーリズムプロジェクト」は、環境への配慮を旅行の中に取り入れる新しい試みです。具体的には、旅行商品の収益の一部を使って東日本エリアの森林から発行される「J-クレジット」を購入し、旅行で排出されたCO₂をオフセットするという方法です。
最近、2024年度の上期におけるオフセットが実施され、174トンのCO₂がオフセットされました。この数字は、当社が企画した団体旅行でのCO₂排出量の一部に相当します。オフセットの内容詳細は以下の通りです。
2024年度上期のオフセット内容
- - オフセット対象: 旅行商品で排出されるCO₂等の一部
- - 対象期間: 2024年4月から2024年9月までの団体型旅行
- - オフセット量: 174トン
- 岩手県一関市:市有林における森林経営活動プロジェクトによる87トン
- 新潟県十日町市:十日町市ふるさとの森づくりプロジェクトによる87トン
このプロジェクトは、持続可能な社会の実現を目指し、地域の伝統行事や自然、文化、地域産業を旅の中で広く紹介しています。地域住民と観光客の交流を促進し、さまざまな価値を共有することも大きな目的の一つです。
JR東日本のビジョン
JR東日本は、「観光流動創造を通じて人々の人生を豊かにする」というビジョンを掲げています。旅は新たな出会いや発見の場であり、その体験が人生を豊かにするきっかけとなると考えています。
私たちのユニークな観光のスタイルは、顧客とのリアルな接点とJR東日本グループのネットワークを活用した地域との繋がりにあります。今後も持続可能な観光産業を推進し、新しいビジネスモデルと企業としての個性を育んでいく所存です。
おわりに
JR東日本の取り組みは、ただのカーボンオフセットに留まらず、地域の価値を見直し、次世代に継承することを目指しています。これからも地域とのつながりを大切にしながら、お客様に心豊かな旅行体験を提供し続けます。私たちと一緒に持続可能な旅を探求してみませんか?