第68回全国学芸サイエンスコンクールが盛況のうちに入賞者決定

第68回全国学芸サイエンスコンクールが入賞者を発表

文部科学省、環境省、こども家庭庁の後援を受けて、株式会社旺文社が主催する『第68回全国学芸サイエンスコンクール』の入賞者が決定しました。このコンクールは、全国の小学生、中学生、高校生を対象とし、彼らの研究やアート作品、文芸作品を広く募集することで、その表現力や創造性を促進することを目的としています。

コンクールの歴史と目的

全国学芸サイエンスコンクールは、1957年に始まり、現在までに68回を数える歴史あるイベントです。応募者たちは、自らの興味や関心に基づいて多様なテーマに挑み、その結果、今年度はなんと73,617点もの応募がありました。この数字は、着々と自分の思いを形にする若者が増えていることを物語っています。

多彩な応募部門

コンクールには、以下のような多岐にわたる部門が設けられています：

- サイエンス分野: 理科自由研究、自然科学研究、社会科自由研究、人文社会科学研究
- アート分野: 絵画、書道
- 文芸分野: 小説、詩、読書感想文、作文や小論文
- 環境分野: 写真、ポスター／デザイン
- 特別企画部門: スタートアップ部門

特に注目を集めているのが、今年新設されたスタートアップ部門です。ここでは、未来を担う若者たちが自らのアイディアを競い合い、成長へとつなげる場を提供しています。入賞したチームには、ベンチャーズ大賞や金賞、銀賞、銅賞が贈られる予定です。

表彰式の詳細

入賞者の表彰式は、2025年3月7日（金）に東京のThe Okura Tokyoで行われます。このイベントは、参加者やサポーターが集い、若き才能たちの素晴らしい業績を称える重要な機会となります。

表彰式では、約500名の受賞者が紹介され、内閣総理大臣賞などの特別賞も含まれる予定です。その様子は、多くのメディアによって報じられ、受賞者たちの活躍が広く知られることになります。