直木賞受賞作家、伊与原新による美波町文化講演会開催のお知らせ

美波町文化講演会のお知らせ

2025年11月21日（金）午後7時から、美波町コミュニティホールにて講演会が開催されます。この講演会では、直木賞作家である伊与原新さんをお迎えします。美波町はこの年に合併20周年を迎え、その特別な年を記念した文化イベントとなります。

講演会の詳細

この日は、午後6時30分より開場し、午後7時から本講演が始まります。伊与原新さんは第172回直木三十五賞を受賞した実力派作家で、特に「藍を継ぐ海」が高く評価されています。本作のモデルとなったのが、かつてリニューアルオープンを果たした日和佐うみがめ博物館。伊与原さんの作品の背景や執筆にまつわるエピソードをお話ししていただける貴重な機会です。

質疑応答とサイン会

講演の後には、参加者が伊与原さんに質問をする質疑応答の時間が設けられています。また、サイン会も行われる予定で、ファンにとっては絶好のチャンスです。直接作家と触れ合えるまたとない機会をお見逃しなく。

講師プロフィール

伊与原新さんは1972年に生まれ、神戸大学理学部を卒業後、東京大学大学院で地球惑星科学を専攻し博士号を取得。大学の助教として教鞭を執りつつ、作家活動も行っています。2010年の『お台場アイランドベイビー』で横溝正史ミステリ大賞を受賞。以降も数々の文学賞を受賞するなど、その作品は高く評価されています。2024年10月には『宙（そら）わたる教室』がNHKでドラマ化され、2025年9月には『藍を継ぐ海』の刊行を控えています。