ネットマーブルの新たな挑戦へと向かうMARBLEXの2025年プラン
高品質なモバイルゲームを手がけるネットマーブルが、ブロックチェーン専門子会社MARBLEXの2025年ロードマップを発表しました。これは、彼らの新たなビジネスモデルやエコシステムの活性化を図り、全7つの新作ゲームタイトルをラインアップするという大胆な内容です。これにより、ブロックチェーン技術を活用したWeb3ゲームの新たな可能性が開かれます。
2025年ロードマップの主要な柱
2025年のロードマップは、最新のスローガン「FUN COMES FIRST」に基づいており、以下の3つの主要な柱を中心に展開されます。
1.
楽しいゲームの導入
2.
Web3ゲームの可能性の拡大
3.
コミュニティおよび開発者支援の強化
これらの柱を実現するために、MARBLEXは従来の「ゲームタイトルのオンボーディング」にとどまらず、価値を提供する新たな「セミ・パブリッシングモデル」を導入します。このモデルでは、厳密な評価や開発者との連携、ブロックチェーンとビジネスモデルの最適化、マーケティングの強化など、重要な要素が組み込みされています。
資金調達とコミュニティの発展
MARBLEXは、Immutableとの共同ファンドを通じて2000万米ドルを超える資金を集めました。この資金は、前述のセミ・パブリッシングモデルの推進に使われ、収益の一部はエコシステムへの再投資を行い、トークン価値の向上を図る計画です。これはコミュニティのさらなる発展を促す重要なステップと言えるでしょう。
2025年の新作ゲームタイトル
MARBLEXは以下の7つのゲームタイトルを発表しました:
- - Self-Made Billionaire(ビジネスシミュレーションRPG)
- - Mercenary Children(キャラクターコレクションRPG)
- - Dice Go!(リアルタイムモノポリーPvP)
- - Meta Toy: Dragonz Saga!(キャラクターコレクションRPG)
- - Project MINE(ファーミングシミュレーション)
- - Project X(アクションRPG)
- - Age of Chaos: Mad Island(ダークMMORPG)
それぞれのタイトルの詳細は2025年第2四半期に発表される予定ですので、期待が高まります。また、今後も新たなプロジェクトが続々と公開される見通しです。
イベント「MBX, Hack the FUN」の開催
MARBLEXは、グローバルなブロックチェーンゲームエコシステムの発展を目指して様々なイベントを開催しています。その第一弾として、Web3ゲーム開発者向けのハッカソン「MBX, Hack the FUN」を2025年4月にドバイで開催されるグローバルカンファレンス「TOKEN2049」にて実施します。
「MBX, Hack the FUN」は、MARBLEXとDracoon Venturesとの協力によるハイブリッドプログラムで、ハッカソンとアクセラレーションプログラムを組み合わせたもの。このイベントは、Web3ゲーム開発者がMARBLEXエコシステム上で質の高いゲームを開発し、成功裡にローンチするための支援を目的としています。賞金総額は100万米ドルに上り、参加者はデモデイで業界リーダーや投資家、ゲームパートナーに向けてプレゼンテーションを行う機会があります。
企業情報と今後の展望
MARBLEXは、ネットマーブルのブロックチェーン傘下の企業であり、6,000人以上の従業員から成るモバイルゲームのパイオニア的存在です。彼らは、暗号資産ウォレットや分散型取引所、トークンステーキング、NFTマーケットプレイスなど、多様なサービスを通じて最高品質のブロックチェーンゲームの市場投入を目指しています。
これからのMARBLEXに目が離せません。公式サイトやSNSチャンネルでは、更新情報も配信中ですので、ぜひチェックしてみてください。
まとめ
ネットマーブルとMARBLEXの取り組みは、Web3時代の新たなゲーム体験を提供する上で大きな意義を持っています。2025年の展望を通じて、ますます広がる可能性と期待に注目が集まります。