吉田智音選手、世界に挑む
2025年、福岡県飯塚市で開催される新たな国際大会「IFSCクライミンググランドファイナルズ」に、摂南大学の吉田智音選手が日本代表として出場します。これまでの大会とはひと味違う男女ペア形式の国別対抗戦に、吉田選手が挑むということで、国内外から注目が集まっています。
新しいフォーマットの大会
本大会は、国際スポーツクライミング連盟(IFSC)が新たに導入した、男女混合の国別対抗形式です。各国から選ばれた6チームが、男子・女子それぞれの選手2名ずつで構成され、リードとボルダリングの2種目で競い合います。クライミングの頂点を目指す選手たちが、国の威信をかけて熱戦を繰り広げる様子が、全国のメディアで中継される予定です。
吉田智音選手の経歴と実績
吉田選手は、現在摂南大学国際学部3年生であり、スポーツクライミング部に所属しています。すでにリード種目で世界3位という輝かしい成績を収めており、国内の大会でもその実力を証明しています。最近では、2025年9月に開催された「IFSCクライミング世界選手権ソウル大会」で銀メダルを獲得し、次世代エースとしての期待が一層高まっています。
吉田選手は「この大会では、国の代表として誇りを持って戦いたい」と意気込みを語っています。彼の活躍は、日本のクライミング界にとって新たな希望となるでしょう。
吉田選手のSNSでの発信
吉田智音選手は自身のInstagramアカウント(
@satone_yoshida)を通し、日々の練習風景や大会の情報を発信しています。彼のストーリーや投稿には、多くの応援メッセージが寄せられており、今後の活躍が期待されています。
摂南大学スポーツクライミング部の成り立ち
摂南大学のスポーツクライミング部は、2022年に設立され、関西地域におけるクライミングの普及とレベルアップを目指しています。チームの指導には、元リード部門のワールドカップ出場経験を持つ中貝次郎コーチがあたり、強い選手育成に力を入れています。2024年には、寝屋川キャンパスに国際基準のクライミングウォールが標準するとあって、さらなる成長が期待されます。
吉田選手をはじめとする摂南大学の選手たちの活躍から目が離せません。彼らの挑戦を応援しながら、今後の展開に注目していきましょう!