モロッコ地震支援期間限定のアルガンオイル製品売上寄付プロジェクト

モロッコ地震支援のための特別プロジェクト

2023年9月8日に発生したモロッコ中部の地震は、大きな被害をもたらしました。現在、死者数は2900人以上、5万棟に及ぶ住宅が被災したとされています。この未曾有の危機に対し、株式会社ジェイ・シー・ビー・ジャポン（所在地：東京都渋谷区）は、ブランド「ローズドマラケシュ」を通じて、復興支援プロジェクトを開始しました。

寄付の具体的内容

同社は9月12日から24日までの期間中、「アルガンオイルローズ」の売上を全額モロッコに寄付することを決定しました。このプロジェクトは、同社の代表である板橋マサ江氏が、観光で訪れた際に魅了されたモロッコのダマスクローズから始まったものです。事業は約20年にわたり、モロッコの女性たちの職の創出と自立支援にも寄与しています。

■ 対象商品：「アルガンオイルローズ」30mL
■ 実施日程：9月12日（火）～9月24日（日）

実際に寄付された金額は、板橋代表が9月末にモロッコを訪問し、直接女性たちに手渡す予定です。

アルガンオイルローズとは

アルガンオイルローズは、モロッコの美しい自然素材を使った製品です。特に、アトラス山脈周辺にあるバラの谷で採取されるダマスクローズの香りが特徴です。このバラは年に2、3週間しか咲かず、その貴重な香りは板橋代表を魅了しました。彼女はその後、モロッコに足を運び、100%純粋な原料を生産者から直接仕入れるようになりました。
また、モロッコに伝わる伝統的な水蒸気蒸留法を使用し、植物の力を最大限に活かした製品作りを行っています。主要成分には、豊富なビタミンEを含むアルガンオイルやサボテン種子オイルが使われ、鉱物油や石油系界面活性剤は一切使用していません。

板橋マサ江の経歴

板橋マサ江は、1946年に九州・小倉で生まれました。関西学院大学文学部卒業後、日本航空に入社。1973年に退社し、ヘアアーティストの板橋進氏と出会い、結婚を機に美容室経営を開始しました。1995年からはフランスのブランドとの契約を結び、東京を中心に13軒の美容室を展開。2004年にはモロッコの美容コスメ「ローズドマラケシュ」を立ち上げ、以来、モロッコ女性の雇用促進にも力を入れています。