高校球児の肩と肘を守る活動が始動
2025年3月12日から、一般社団法人微弱電流療法研究会が高校球児向けの新たなケアプログラムをスタートします。この活動は、投球障害や肘の痛みに悩む選手たちのために、微弱電流医療機器「NEUBOX」を用いた治療法を情無理に実施することに特化しています。微弱電流療法は、その場で痛みや腫れが和らぐ効果があり、多くの選手たちのコンディションを向上させる可能性を秘めています。
なぜこの取り組みが必要か
近年、若手野球選手の中で肘や肩への負担が深刻な問題になっています。特に、甲子園を目指して忙しい練習を続ける高校球児の中には、故障を抱えながらも練習を続けざるを得ない選手が多く存在します。練習を休むことでレギュラー争いから外される恐れがあるため、選手たちは不安を抱えながら練習を続けています。実際、調査によると、検診を受けた選手の中で23名が肘や肩に異常を抱えていたことが報告されています。
無料施術の実施
このような事情を受け、微弱電流療法研究会では高校球児の健康を守るため無料施術を実施します。プロ野球選手を輩出した神戸弘陵高校から始まり、この施術は選手たちの肘や肩の不調を改善することを目的としています。特に肩や肘は、投球動作を繰り返すことで疲労が蓄積し、選手生命を脅かすことがあります。この新たな取り組みがひとつの解決策となることが期待されています。
微弱電流医療機器「NEUBOX」の特徴
使用する「NEUBOX」は、元レッドソックスの選手にも使用されてきた実績のある医療機器です。ご記憶の方もいるかもしれませんが、この機器を使用することで肩の可動域が広がり、筋力も向上することが研究によって確認されています。また、施術後すぐに球速が向上するという劇的な結果も報告されています。この効果に感銘を受けた神戸弘陵高校の岡本監督は、2025年の甲子園出場を目指す選手たちのコンディショニングサポートを依頼し、春休み期間中に継続的なサポートを実施する意向を示しています。
一般社団法人微弱電流療法研究会の目的
一般社団法人微弱電流療法研究会は、医療従事者やスポーツ選手のサポートを目的とする非営利団体です。微弱電流医療機器の研究と普及を進めることで、選手たちの健康維持やコンディショニングの向上を目指しています。今後も草の根レベルで活動を続け、競技スポーツにおける選手たちの支えとなることを目指していきます。
選手たちの肩と肘を守るために、新たな取り組みが始まります。高校球児の皆さん、ぜひご注目ください。