米国大学生、カケハシ・プロジェクトで日本を訪問
2025年3月1日から7日まで、米国ロサンゼルス郡のLoyola Marymount UniversityとClaremont Collegesから、大学生28名と引率者4名が来日します。このプログラムは「カケハシ・プロジェクト」の一環であり、特に「イノウエ・プログラム」と名付けられています。参加者は東京都と宮城県を訪れて、日本の文化や社会について学びます。
プログラムの目的
カケハシ・プロジェクトは外務省が推進している国際交流事業で、日米の相互理解を深めることを目的としています。特に今回は、学生が現地での交流を通じて、両国の絆をより強固にすることが期待されています。学生たちは、東京では上智大学の学生と交流し、意見交換を行います。また、宮城県では震災復興や地方創生について学ぶ視察を行う予定です。
宮城県でのホームステイ
プログラムの中には南三陸町でのホームステイが含まれています。これにより、参加者は日本文化や地域の生活に直接触れ、地元の住民との交流を通じて、一層の理解を深める機会が提供されています。学生たちは地方の実情を学ぶことができ、また日本人との親交を深めることができる貴重な経験となるでしょう。
交流の日程
プログラムの日程は、以下のようになっています。
- - 3月1日(土):来日し、オリエンテーションを実施。
- - 3月2日(日):東京都から宮城県へ移動し、大谷の防潮堤に関する講義やホストファミリーとの対面式。
- - 3月3日(月):ホストファミリーとのホームステイ。
- - 3月4日(火):ホストファミリーとの歓送会、視察先との議論や講義を通じた学び、東京への帰還。
- - 3月5日(水):日本科学未来館を訪問し、上智大学の学生との交流。
- - 3月6日(木):ワークショップや報告会を行い、外務省への表敬訪問。
- - 3月7日(金):東京スカイツリーや東京ソラマチを視察し、プログラムを締めくくります。
知識を深める機会
このプログラムに参加する学生たちは、日本の文化、歴史、社会についての理解を深める良い機会を得ることができます。交流を通じて得た経験や知識は、将来の彼らの成長に大いに寄与するでしょう。
国際交流は、互いを理解し合うための大切な手段であり、今後ますます重要性が増すと考えられます。カケハシプロジェクトがこれからも多くの学生に貴重な経験を提供し続けることが期待されます。