AI通訳機「ポケトーク」、累計資金調達額30.1億円突破！グローバル市場進出に向け更なる成長へ

ポケトーク株式会社は、この度累計資金調達額が30.1億円に到達したと発表しました。同社は「言葉の壁をなくす」というミッションを掲げ、AI通訳機「ポケトーク」シリーズを通して、世界中の人々が自国語のまま円滑にコミュニケーションできる未来を目指しています。

2017年の発売以来、「ポケトーク」は高い翻訳精度と使いやすさで多くの個人や企業から支持を集め、翻訳機市場において99.3%という圧倒的なシェアを獲得しています。この成功を背景に、同社は2022年にはAI通訳アプリ、AI通訳ソフト「ポケトーク同時通訳」を相次いで発表し、製品ラインアップの拡充を図りました。

今回の資金調達によって、同社は開発、マーケティング、管理部門の強化を図るとともに、広告宣伝活動の拡大、販売体制の強化を推進。「ポケトーク」シリーズを世界中に広げ、言葉の壁のない社会の実現を目指します。

今回の資金調達には、株式会社コーエーテクモキャピタル、エクスコムグローバル株式会社、DIMENSION株式会社、フォースタートアップスキャピタル合同会社といった複数の企業が参画しました。各社は、ポケトーク社の成長性、グローバル市場での更なる成功に期待を寄せています。

投資家からの期待

各投資家は、ポケトーク社への投資理由と今後の期待について次のようにコメントしています。

株式会社コーエーテクモキャピタル襟川陽一社長: ソースネクスト社との長年の協業関係と、グローバル市場拡大におけるコミュニケーションの重要性を背景に、「ポケトーク字幕」や「ポケトーク同時通訳」の可能性に注目したと述べています。今後の新製品開発やグローバル市場での成長に期待を寄せています。
エクスコムグローバル株式会社西村誠司社長: ソースネクスト社との継続的な協業関係と、コロナ禍からの市場回復、日本発のグローバル企業としての成長可能性に着目したと説明。ポケトークブランドの世界的浸透と、日本を代表するグローバル企業への成長を期待しています。
DIMENSION株式会社宮宗孝光社長: ソースネクスト社との過去の協業経験と、創業者の松田氏への信頼を背景にした投資であることを明らかに。「世界中のお客様に喜びと感動を届ける」製品・サービスの提供と、世界で認知されるブランドの構築に期待しています。
フォースタートアップスキャピタル合同会社清水和彦社長: 「言葉の壁をなくす」というミッションへの共感と、経営陣への信頼を投資理由として挙げ、日本を代表するグローバルスタートアップへの成長に期待を寄せています。

「ポケトーク」シリーズについて

「ポケトーク」は、70言語の音声・テキスト翻訳、13言語のテキスト翻訳に対応したAI通訳機です。クラウド上の最新エンジンとAIによる高精度な翻訳が特徴で、長文の翻訳にも対応。Wi-Fi環境がなくても、世界130以上の国と地域で利用可能なモバイル通信機能を搭載し、購入後すぐに使用できます。2017年12月の発売以来、2021年9月時点で累計90万台の出荷を突破しています。

「ポケトーク同時通訳」は、英語の音声と字幕をリアルタイムで70言語に翻訳するAI通訳ソフトです。オンライン会議だけでなく、対面での利用にも対応しており、今冬提供開始予定です。

AI通訳アプリ「ポケトーク」は、スマートフォンで「ポケトーク」と同じ高精度な翻訳機能が利用できるアプリです。週額、月額、年額プランが用意されており、ユーザーのニーズに合わせた利用が可能です。

ポケトーク株式会社は、これらの製品を通じて、世界中の人々のコミュニケーションを支援し、より良い未来を創造していくことを目指しています。