ユーグレナ社が新たに提案する革新的スキンケア『CONC LABO』の魅力とは
2023年2月28日、株式会社ユーグレナ(本社:東京都港区)は、機能に特化した新スキンケアブランド『CONC LABO』(コンク ラボ)の新製品を発表するオンラインイベントを開催しました。イベントには美容ジャーナリストの安倍佐和子さんをゲストに迎え、ブランドの魅力や製品の特長が紹介されました。
新たなスキンケア体験『CONC LABO』のコンセプト
『CONC LABO』の核となるのは「その時その肌にコンクラボ」というコンセプトです。これは、瞬時に必要なスキンケアを提供することを目指したもので、使用する際に特定の悩みや変化に対応できる製品を開発しています。今回発表されたのは、注入型マイクロニードル製品2種類です。
1. トリプルC リッチショット〈頬・目元用美容液〉
この製品は、毛穴や乾燥、くすみに働きかける高濃度ビタミンCをマイクロニードルで肌に届ける特性を持っています。特に、気になる部分に直接アプローチすることができ、リフトアップを期待できます。
2. PCリッチショット〈目元・口元・額用美容液〉
目元やほうれい線まわりにハリと弾力を与えるために、高濃度のコラーゲンとペプチドを注入することで、若々しい印象を与えることを目指しています。
安藤崇さん(サステナブル化粧品開発部 シニアブランドマネージャー)は、「2023年6月に発売した『CONC リンクルインジェクション』が予想以上のヒットを記録し、今回の新製品開発へとつながった」と話します。
市場の動向とニーズの多様化
美容業界では“本格的なスペシャルケア”が受け入れられつつあり、バラエティショップやドラッグストアでも新たな商品カテゴリーが展開されています。特に、パッチタイプのマイクロニードルや塗布タイプの製品は高機能成分のトレンドを先取りし、消費者の需要を引き上げています。
実際に、調査では多くの女性が美容医療を体験していることが示され、アフターケアや自宅での高機能スキンケア製品に対するニーズが高まっています。
注入型マイクロニードルの特徴
ユーグレナ社が採用した注入型マイクロニードルは、元々医療用途で開発されたもので、痛みを感じにくい特性を持っています。容器先端には大小2種類の計46本の針がついており、針の配置やバランスにこだわって、深く成分を浸透させることを実現しています。これにより、肌に必要な成分を十分に届けることができるのです。
安倍佐和子さんによるトークセッション
発表会のトークセッションでは、ゲストの安倍佐和子さんが新製品を深堀りしました。安倍さんは「この製品は、日本のコスメブランドの革新性を感じるもので、ニードル技術は日本が誇る独自の技術」と語りました。彼女はまた、使用ステップやオススメのパーツについても具体的なアドバイスを提供しました。
「化粧水の後のステップで使用するのが最適。特に、シワやシミ、目尻やほうれい線などに集中ケアをすることが望ましい」と安倍さんは強調しました。
更なる販売戦略とヒーロー成分の導入
今後、これらの新商品は全国のバラエティショップやドラッグストア、ネットモールで販売される予定です。安倍さんは、高濃度ビタミンCやペプチドなどのヒーロー成分に注目し、その成分を集中的に届けるコンセプトが受け入れられると予想しています。
ユーグレナ社は「新しい形状のコスメを通じて市場を育てていくことを目指しています」と展望を語りました。
ユーグレナ社のビジョン
ユーグレナ社は、微細藻類ユーグレナを用いた持続可能な製品開発を行っており、そのフィロソフィーとして「サステナビリティ・ファースト」を掲げています。今後も美容分野において、革新を続けることが期待されます。