テレワーク導入、BtoB企業は66.7%！業界別状況と課題、未来を語る声

株式会社ワンズマインドが運営するビジネスマッチングサービス「比較ビズ」は、BtoB企業を対象に「テレワーク導入実施状況」に関するアンケート調査を実施しました。

調査の結果、テレワーク導入率は66.7%と、多くの企業が導入していることが明らかになりました。しかし、導入していない企業や、過去に導入していたが廃止した企業も存在し、テレワークに対する企業の考え方は様々です。

本記事では、アンケート結果を基に、BtoB企業におけるテレワーク導入の現状、業界別の導入状況、導入に伴う課題、そして今後のテレワーク導入の展望について詳しく解説します。

テレワーク導入は進んでいるのか？

調査対象となった84社のうち、66.7%の企業がテレワークを導入していました。業界別にみると、IT業やコンサル業では導入率が高く、建設業では導入率が低いという傾向が見られました。

導入されている企業では、出社頻度は「完全にテレワーク」が42.9%、「完全に出社」が14.3%と、企業によって働き方が大きく異なることがわかります。

テレワーク導入における課題とは？

テレワーク導入企業からは、コミュニケーション、マネジメント、プロジェクト管理など様々な課題が指摘されています。特に、コミュニケーションに関しては、66.1%の企業が課題を感じていることがわかりました。

「生産性は上がるが、コミュニケーションの精度は下がる」「微妙な表情の変化や、間を読んだりするのは、やはり直接会うのが一番良いと感じています」といった意見が見られました。

テレワーク導入を検討する企業の声

テレワーク導入を検討している企業からは、「勤務時間／移動時間を減らせる」「プライベートの時間を増やせる」といった利点に加えて、「従業員のモチベーション向上」「採用力強化」といった期待も寄せられました。

一方で、「隠れサービス残業」「サボりへの懸念」といった懸念点も指摘されています。

テレワークの未来

今回のアンケート結果から、テレワークは企業にとって必須となりつつある一方で、導入には様々な課題があることが明らかになりました。

今後、企業はそれぞれの課題を克服し、従業員にとってより働きやすい環境を構築していく必要があるでしょう。

「比較ビズ」では、今後も様々なアンケート調査を実施し、企業の課題解決に役立つ情報を提供していきます。