御代田町にて次世代農業ロボット「シンロボ」の公開試験実施
2025年10月20日、長野県北佐久郡御代田町にて、次世代型農業ロボット「SYN-ROBOTICS」(略称:シンロボ)の公開試験が行われます。この試験は昨年に引き続き2回目となるもので、農業の未来を支える新技術の実証が期待されています。
シンロボの特徴
シンロボは、四輪駆動の自走式ロボットで、中央に搭載されたアームで様々な作業を行うことができます。各種センサーやバッテリーを搭載し、除草や剪定、播種、収穫などの多機能に対応した自律稼働型です。これにより、人手不足の解消や農業従事者の負担軽減、環境保全型農業の推進が目指されています。
このロボットの開発は、次世代のスマート農業や脱炭素社会の実現に向けた重要なステップとして、国内外から注目を集めています。実際の動く姿を見られるこの公開試験では、農業の新しいスタイルに触れる貴重な機会となるでしょう。
試験の詳細
公開試験の日程は2025年10月20日(月)午前10時30分からスタートします。もし雨天や悪天候の場合は、同日10月22日(水)に順延される予定です。試験会場は、御代田町のレタス畑直近に位置する「株式会社トップリバー」の敷地となります。
この日には、実機走行デモ、除草デモ、農場マッピングデモが行われ、技術や農業、社会的な意義についても説明がなされる予定です。また、サステナジー株式会社の代表取締役・三木浩氏や、技術顧問であるMF AI-Roboticsの藤田雅博氏、芝浦工業大学の准教授・大谷拓也氏、株式会社イクシスのCTO・山崎文敬氏など、各関係者によるコメントも予定されています。
地元農業生産者の協力
さらに、地元の農業生産法人である「株式会社ベジアーツ」や「有限会社トップリバー」は、シンロボの初期モニターとして、ニーズ調査や試験環境の提供を通じて、このプロジェクトに協力しています。これにより、本ロボットの実用性や効果をさらに高めていく考えです。
まとめ
御代田町でのシンロボの公開試験は、農業の未来を切り拓く重要な取り組みです。最新技術が農業にどう貢献できるのか、現地での実証が期待されます。農業の発展を支えるために、多くの方々にお越しいただき、次世代の農業を体験していただきたいと思います。ぜひ、この貴重な機会をお見逃しなく!