独自技術で安全性と省エネ性を両立
岩崎電気が、本州四国連絡高速道路株式会社(以下、本四高速道路)及び本四高速道路ブリッジエンジ株式会社と共同で開発した「橋梁用広スパン低位置道路照明」が、2025年度省エネ大賞の資源エネルギー庁長官賞を受賞しました。この賞は、国内において省エネに優れた取り組みや製品を表彰するものであり、今回の受賞により、新しい照明システムの革新性が評価されたことになります。
省エネ大賞とは?
省エネ大賞は一般財団法人省エネルギーセンターが主催し、経済産業省の後援によって行われる制度です。各部門における先進的な省エネ型製品や取り組みを数多く表彰し、国民の省エネ意識を高めることが目的とされています。
受賞式は2026年1月28日(水)に東京ビッグサイトで行われる予定で、資源エネルギー庁から証を授与されることになります。この栄誉は、岩崎電気のみならずコラボレーションした企業にとっても大変名誉なことでしょう。
橋梁用広スパン低位置道路照明の特長
この新システムは、取付高さが約1.2メートルで、最長で約30メートルの照明スパンを実現しました。この高さ設定により、視環境が格段に向上し、安全性を高めることが可能になっています。特に悪天候時においても、視線誘導照明や外側線照明を備えており、安全走行を支援する設計が施されています。
特殊LED素子で明るさを確保
「橋梁用広スパン低位置道路照明」は、進行方向に強く光を照射する特殊なLED素子を採用し、まぶしさを抑えながら高効率を確保しました。加えて、精密なレンズ設計により、広域照射が実現され、視認性が大幅に向上しています。
環境への配慮
この新しい照明システムは、従来の高圧ナトリウム灯と比較し、二酸化炭素の削減効果が405トン/年と約80%にも達します。これは、環境保護に対する寄与も大いに期待される成果です。
メンテナンスコストの削減
照明ポールを使用せず、また点検用の高所作業車も不要なため、道路工事の際に交通規制を行うことなく保守作業ができます。これにより車両や重機の燃料使用を削減し、全体のメンテナンスコストは約99%の減少が見込まれます。
橋梁のみならず他の道路にも適用
この照明システムは橋梁に限らず、一般道路にも幅広く対応可能です。これにより、全国の多くの場所で省エネ効果やコスト削減を実現することができます。岩崎電気のサイトから、さらに詳しい情報を確認することができますので、ぜひご覧ください。
岩崎電気のウェブサイトへ
今後も安全性と環境保護の観点から、多くの人々が安心して利用できる道路照明の普及を目指していきたいですね。