地域商社ヒダカラ、CEO・COO体制へと進化を遂げる
岐阜県飛騨市を拠点とする株式会社ヒダカラは、自社の経営体制を刷新し、代表取締役CEOには舩坂香菜子氏、取締役COOには舩坂康祐氏が就任することを発表しました。新体制は2026年4月1日から施行され、経営と実務の役割を明確に分けることで、さらなる事業の成長と組織強化を目指しています。
この変化により、ヒダカラは「地域のタカラで世界を驚かせる」というビジョンの実現に向け、迅速な意思決定と強力な事業推進力を発揮することを目指します。
新体制の背景と舩坂香菜子CEOの抱負
舩坂香菜子CEOは、2017年に飛騨地域に移住し、地域の魅力に触れながらヒダカラを起業しました。「おいしいとオモシロい未来を創る」というミッションを掲げ、当初5人の仲間と始めた事業は、今や50人規模に成長。この7年間で、創業当初には考えられなかったような景色を見せてくれる地域や、共に働く自治体、事業者の皆さんに感謝しています。
彼女は、今後も時代や環境に合わせて柔軟に対応しつつ、地域とのつながりを大切にしながら、組織としての健全な形を模索していく意向を示しました。
新たな挑戦を迎える舩坂康祐COO
舩坂康祐COOもまた、ヒダカラが創業して以来の地域との絆を再確認し、自身が辿ってきた日々と地域の可能性の重要性を語っています。彼は今回の体制変更を、ヒダカラにとっての新たなフェーズの始まりと位置付け、役割を明確にすることで、スピード感を持って前進することを確信しています。
「地域の魅力を多くの方に伝え、創業時には考えられなかったような面白い未来を切り拓いていく」との決意を新たに、地域の事業者や自治体と共に歩んでいくことを誓います。
ヒダカラの事業内容と地域貢献
ヒダカラは2019年に設立され、地元の特産物を通じて地域の活性化を使命とし、通販サイトの運営や商品開発、自治体支援を行っています。特に飛騨の食材に特化した商品には力を入れ、例えば「飛騨のあばれ鮎」やコロナ禍で誕生した「飛騨のたから箱」は、全国に2万件以上の出荷を記録してきました。
また、地域の伝統食材「石豆富」を製造する深山豆富店の事業承継を行い、製造業への挑戦も進めています。2025年には「プレスリリースアワード」にてBest101に選ばれるなど、地域の魅力をアピールするための広報活動にも力を入れています。
新たなCEO・COO体制を迎えたヒダカラは、今後どのような展開を見せてくれるのか。地域商社としての役割を果たしつつ、さらなる成長を目指す彼らの動向から目が離せません。