AI議事録サービス「Notta」が看護DXアワード2025を受賞
Notta株式会社が提供するAI文字起こし・議事録サービス「Notta」が、2025年7月17日(木)に東京ビッグサイトで開催された「ナースまつり2025」内の「看護DXアワード2025」で表彰されました。この賞は、看護現場のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する優れた取り組みを評価するものです。
受賞の理由
「看護DXアワード2025」は、現代の看護業務における革新を促進し、業務効率の向上や患者ケアの質を高めるサービスやプロジェクトに贈られます。Nottaは、その高精度な文字起こし機能とAIによる自動要約機能が評価され、記録業務の負担を著しく軽減すると同時に、看護師が患者ケアに集中できる環境を提供する点が高く評価されました。
看護業務におけるNottaの利点
看護現場は、チームカンファレンスや各種連携会議、また患者やその家族とのコミュニケーションにおいて正確な情報の共有が求められます。Nottaはこれらの場面での記録業務を迅速かつ高精度に行うことができ、看護の質を向上させるための強力なサポートを提供します。
業務負担の削減
例えば、1時間の会議を約5分で文字起こしと要約が可能な機能により、看護師の記録業務の時間を大幅に削減します。この時間の余剰は、患者一人ひとりにもっと向き合う余裕を生み出します。
チーム医療の効率化
発言のリアルタイムでの文字化により、聞き逃しや誤解を減少させ、正確な情報の共有が可能になります。特に多職種によるカンファレンスでは、決定事項を明確に記録・共有することで、チーム医療の質が向上します。
患者とのコミュニケーション
インフォームド・コンセントを含む患者や家族への説明も正確に記録され、「言った・言わない」のトラブルを未然に防ぎます。また、58言語に対応しているため、外国人患者との意思疎通を円滑に進める手助けにもなります。
安全なセキュリティ体制
医療情報を取り扱う上で、Nottaは厳格なセキュリティ体制を整備しています。SOC2 Type IIやISO 27001などの国際認証を取得し、さらに米国のHIPAAに準拠しているため、医療機関でも安心して導入できます。また、お客様のデータをAIの学習に使わないオプションがあり、プライバシーの保護にも配慮しています。
受賞に寄せられた声
「看護DXアワード2025」の審査員からも高い評価が寄せられています。株式会社S.U.Nの代表取締役、宮田俊氏は、Nottaが看護現場の記録業務の課題に対してシンプルで強力な解決策を提供することができるとし、そのポテンシャルを称賛しました。また、一般社団法人日本男性看護師會の坪田康佑氏は、看護界におけるカスタマーハラスメント対策への活用を期待しています。
最後に
AI技術を駆使したNottaのサービスは、看護師の業務効率化と患者ケアの質を向上させ、看護現場に革新をもたらすものとして期待されています。今後の発展に注目です。